舌がんは少数派 | 舌がんと向き合う日々

舌がんと向き合う日々

2016年4月に舌がんに気づき、6月に手術をしましたが11月に早くも再発。
放射線治療と抗がん剤で一時落ち着きましたが、2019年2月再々発。
そんな舌がんと向き合う日々の記録です。
✳私の発病経過は2016年11/8に、ブログ総集編を2023年9/29に、年表は2022年11/5に掲載中。

舌がんになった方はよくご存知だと思いますが、舌がんって少数派だなあって思います。

がん全体の1%程度と言われているでしょうか。

 

がんに関連する本はとてもたくさん出ていますが、舌がんに関する書籍の類は皆無です。

がんの本で部位別に解説しているものでも、「舌がん」という章はありませんね。

国立がん研究センターのがん情報サービスの中に、舌がん専門のリーフレットがありますが、診断された当初はそれだけが頼りでした。

 

セカンドオピニオンで国立がん研究センターに相談した時も、「希少がんセンター」の窓口に回されました。

 

「希少がん」ですよ。

 

本として発行されている、患者さん自身の手記としては、

●「ヒロ、先にごめんね。-現役看護師が遺した壮絶ガン闘病記」 (2005年9月)

 山下 久仁子(著)

 

●「愛すればこそ―真利絵のためにママは癌と闘ったよ」 (2004年7月)
 深田 利彦  (著)

 

くらいしかみつけられませんでしたが、いずれも購入して読みました。

最初の入院の前に読み始めて、途中で怖くなって中断してしまいました。

でもその後改めて読み返してみると、10~20年くらい昔の治療であるからなのか、私自身の治療体験は、本にあるほど痛くも苦しくもありませんでした。

でも舌がんの患者さんの思いや療養のことを知ることのできる、貴重な書籍です。

 

最新の治療のようすを知るという意味では、舌がんの患者の方のブログなどの情報は、とても助かりました。

ブログだけでも、とても多くの舌がん患者さんたちが、情報を発信してくださっていますね。

私よりずっと若い方も、小さなお子さんを育てている最中の方も、とてもたくさんいらして、胸を打たれます。

 

そんなこともあって、私もブログを始めました。

情報を享受するだけでなく、発信もしてみようかと。

少しでもお役に立てればと。