2023年になってますが、備忘録ブログなので、2022年のことを綴ります。
2022年はアートを楽しむ年でした。
3年に一度の瀬戸芸の年。
コロナ禍での開催に栄誉を称え、今回は、春・夏・秋と全会期を満喫しました。
春には、豊島&沙弥島へ。
夏には、直島&犬島へ。
そして、秋は色々検討の結果、高松1泊での島巡りに決定!
10月29日(土曜日)
実に9年ぶりの伊吹島へ。
2013年に初の開催地となった伊吹島は、夏会期のみの島だったけど、その後、秋会期に変更された様子。
今回のメンバー、初日は、豊島・沙弥島・犬島に同行したとよちゃんと、直島に同行したまぁちゃん。
2人とも瀬戸芸満喫中~~!ww
10月末というのは、11月の大仕事の直前で。
残業続きで、体力的にもつらかったんで、運転を交代制にしてもらった。
ってことで、とよちゃん、初めてのフィアット運転~~。ww
おかげで、助手席コンビニ朝ごはん出来ました☆
久しぶりのハッシュポテト~~。ww
実は、自分の愛車の助手席に座るの初めてかも?
あ、姪っ子にちょびっとだけ貸し出しする前に練習のために乗ったか。。。
瀬戸大橋!
橋から見える島々が美しい!
いい天気で良かった!!
この、橋を渡るあたりから、異様な数の消防車。
10台以上連なってた。もっとかも。
とうやら、広島の消防署の災害時訓練だったようす。(ググった!)
人生で、こんなに消防車見ることないわーーー。
さて、この日の目的地、伊吹島へは、観音寺港から船にて。
観音寺港には駐車場がないので、有明グラウンドの無料駐車場からシャトルバスにのりま~す。
バスは、満席とまではいかないものの、けっこうな人でした。
バスから港まで約10分。
で、観音寺港にてチケットを購入して、予定していた10:50の船に乗ろうとしたら!
何故かチケット購入に手間取ってるとよちゃん&まぁちゃんが後で来るからって伝えると。
3人は乗れないよ~って。。。
私の後ろの人が最後の1人の乗船者になってしまった!マジか!
今年の瀬戸芸、船に乗れない率高っ!
とのことで、次の船@11:20に乗りこむ。
こっちの船にも、これだけの人が乗ります!
なんと、観音寺港では、こうやって地元の人が旗を振って見送ってくれる。
素敵~~~♪
港から25分にて、伊吹島に到着。
島に上陸すると一気にテンション上がる!
島の歓迎っぷりも嬉しい。
この島は2回目だけど、猫のイメージ強かった。
で!
少し歩いたところで、第1島猫発見~~~!
はぁ、かわゆす。
島で猫に出会うと、大体こんな感じで撮りまくり。ww
黒い子もおりました~~~。
そして、第1アートも発見!
『パサング』メラ・ヤルスマ+ニンディティヨ・アディプルノモ
「パサング」とはインドネシア語で潮流、またはペアを意味する。
伊吹島の歴史資料で見つけた2枚の古い写真、地元漁師が漁船に持ち込んだ木製の家形お守り「ふなだまさん」を2つの掌に載せた様子、いりこ漁で網を引く2艘1組(ペア)の漁船の様子から発想を得て、コスチューム、小屋のオブジェなどを設置。
このオブジェ、中にも入れるんやけど、入ってみて、籐編みを赤くして繋げてる様子が分かって。
「これ、作れそう~~」って笑ったわ。(←大概、失礼)
島は坂道が多いのだけど、少し登って振り返るとこの景色。
はぁ、綺麗。
次のポイントは、廃校になった伊吹小学校。
『トイレの家』石井大五
この作品は、2013年に来た時も入ったのだけど、綺麗な状態で保たれてました。
島の人たちが手入れしてくれてるんだろうな。
その名の通り、トイレです。
普通に使えます。
天井は、穴が開いてます。ww
洗面台の壁は隙間があります。
でも、ここから入る光の具合や隙間からの風景が見えて面白い。
島に行ったら、是非ここで用を足しましょう。ww
小学校の中も、もちろん展示場です。
1階はパサングの衣装版が展示されてました。
これを着て踊ってる(?)動画も流れてたけど、なかなかシュールだった~~。
着用した感じで写真も撮れます☆笑
そして2階へ。
『ものがみる夢』アレクサンドラ・コヴァレヴァ&佐藤敬/KASA
島の庭 と 海の庭
島に眠るものが集い生まれる2つの風景
大らかな海をのぞむ2つの教室で、かつて伊吹島の暮らしを支えていた民具や道具に思いを寄せてつくる世界。
伊吹島の家々に眠るものたちが新たな人生を想い描いて夢を見た。
彼らの戯れは美しい瀬戸内海のブルーに包まれ風景となる。
こちらは海の庭。
これがねぇ!ものっっっっっっっすごい綺麗だった!
窓の外に見える本物の海との対比と。
青い空とのコントラスト。
シンプルな作品なのに、素晴らしかった~~~。
そして、対となる、島の庭。
この作品の写真をネットニュースで見て、今回の目的地に決定しました。
これ観たい!!って。
こちらの作品も素晴らしかった!
七色の網の上に島の古道具たち。
こちらも、窓の外の景色も合わせて鮮やか。
作品の間を歩いて通れます。
花畑の中を歩いているような感じ。
これは観れて良かった!
小学校の校庭にある防災センターの建屋。
この屋上(?)に登れるようになってた。
人工芝が敷かれていて、靴を脱いで上がります。
良い景色!
風が気持ちよかった~。
屋上に人工芝、いいねぇ!
夏でも床(天井)熱くなり過ぎないかも。
さて、次の作品へ移動。
『つながる海』ゲゲルボヨ
インドネシアの6人のアーティストコレクティブ「ゲゲルボヨ」が、約100年前に設置された旧郵便局の空間に展開するインスタレーション作品。
四方を海に囲まれた日本とジャワ・インドネシアに見られる類似性をベースに、「つながる海」を多様な手法であらわす。
赤い布を始め、壁に描かれた奇妙な絵たち。
ここに登場する「亀仙人」は伊吹島の有名人だとか。ww
それぞれに意味があるのだろうけど。
全体的に、変な絵~~。ww
この辺りはバリっぽい!(←行ったことないけど)
外壁にも描かれてます。
次の作品へと移動している途中の横道。
これ、まさかのお店!ww
手前にある手書きのお品書きのうち、「洋食」というのを購入。
お店のおばちゃんにおススメを聞いたら、それがおススメって言うので。ww
少し先にあった「いりこ庵」で小休憩。
いりこ庵では無料でお茶席にも参加できる。
(今回は参加せずだけども)
お茶席時間外は休憩所として使用可能。
先ほど購入した、おばちゃんおススメの「洋食」を3人で食べることに。
これが洋食。
なんていうの??
チジミみたいな?小麦粉にネギと玉ねぎ、いりこが入ってる。
最初に食べたまぁちゃんに完走を聞くと。
「うん!見た目通りの味!」
で、とよちゃんと爆笑。
「え?美味しい!とかじゃなく??」って。ww
いりこ庵からの景色も良き。
顔出し看板があればとりあえず顔出すタイプ。ww
看板にもあるとおり、伊吹島のいりこは日本一!
次の作品への細い道を行く。
写真の整理してて、後で気づいたんだけど、この左側を走る車の運転手が、島の有名人、亀仙人だった!
この写真じゃ分かり難いけどね。
一目見て、この人絶対そう!って思ったーーー。
『伊吹の樹』栗林隆
伊吹島には出産前後を女性だけで集団生活し、家事から解放され養生する風習があり、その場所を出部屋(でべや)と呼んでいた。
生命の誕生の場である出部屋の跡地に、作家は生命の樹を植える。
横たわった大きな生命の樹は子宮を表し、地面と樹との空間をすり抜けることは母体からこの世界に出ることを意味する。
この作品が、これまためっちゃ面白かった!
内面が鏡貼りになってて、いろんなものが映ってる。
青い空はもちろん、周囲の緑も。
作品の左側に植生してるアロエがあることを前程としてそれも映るようにつくられてる。
横の穴から覗くと、お互いの顔も見れる。
ひとしきり作品を堪能。
この作品も一見の価値ありです!
常設されてるので、瀬戸芸期間じゃなくても観れます。
ここから、超急勾配の坂を下って辿り着いた最後の作品がこちら。
『浜辺の歌』マナル・アルドワイヤン
女性たちが船乗りの帰りを浜辺で待つアラビア湾岸文化圏の伝統と、瀬戸内文化圏における女性の人生を手がかりに、海と女性の関係性を探る。
写真や映像、インスタレーションなど、多様な表現で現代イスラム社会における女性の立ち位置を問うてきた作家による、伊吹島に住む人々とその文化に送るダイアローグ。
向こう側に見える海を合わせての作品。
この日の海は穏やかで、青い空のおかげで綺麗な色だった。
さて、そろそろ船の時間も近づいてきたので、港へ移動。
の途中で、また猫に囚われてしまう。ww
この島の猫たちはほぼ野良なのに、人馴れしてる。
この小さい子は抱っこもさせてくれた。
港の前はいりこの加工工場がたくさん並んでる。
前回は、工場が動いてて、島のお母さんたちが見てっていいよ~って作業を見せてくれた。
今回は、週末だったからか?加工場は稼働していなかった。残念!
伊吹島は島のサイズ的にも回りやすいし、猫も多いし、作品も良かった。
島の名産のいりこは絶対買わないと!ということで、伊吹漁協でいりこを購入。
ここのいりこは、お土産で私と皆に喜ばれる人気商品☆
で、満足して15時の船に乗ろうとしたら。
「予約の人がいるからもういっぱいだよ」って!!
まさかの船難民アゲイン???
次の船は17:10。
2時間も島で待ちぼうけ??うそーーーん!
って言ってたら。
臨時便を出してくれた。
早速乗り込む。
この船も満席&立ってる人もいるくらいだった。
臨時便ないと大変だったな・・・。ww
伊吹島でも船の出航に合わせて大漁旗をもって走ってくれた~。
観音寺港に戻って、来た時の逆を辿り、シャトルバスに乗車。
バス難民にはならずにすみました。(笑)
観音寺と言えば、ここです。
有明浜の白砂に描かれたこの砂絵。
琴弾(ことひき)公園内の山頂展望台から綺麗に見えます。
東西122m、南北90m、周囲345mの大きさ。
一般には、寛永10年(1633年)に藩主、生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたと言われており、この砂絵を見れば健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられているそうです。
ありがたや~~~。
さて、この日は高松で宿泊ですが、せっかくなので、高松の作品も少し見て回ることに。
ほんとは、金毘羅さんに期間限定で展示されてるヤノベケンジさんの狛犬を観たかったのだけど。
数百段の階段を登らないといけないらしいと聞いて、そりゃあ、無理だ!と諦めた。(←体力なしなし)
なので、高松の屋島に行きます☆
続きはまた後日~~。