李禹煥展@国立新美術館 | EMs' Blog

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日々の戯言
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10月に1泊2日で東京出張。

 

朝から仕事なので、夕方ぎりぎりではなく、早めに終われるかも・・・。

と、早めに上がれた後の数時間を満喫するためにリサーチ!

こういうリサーチは進んでやるタイプ!(笑)

 

 

東京は美術館がたくさんあって、それのリサーチだけでもワクワク~~。

夏の出張時にはリヒター展に行けた☆

 

 

出張先は赤坂。

赤坂周辺の美術館で、ちょうど前から行きたかった場所、国立新美術館に決定!

 

企画展のみの美術館で、10月は開館15周年記念でウーファン先生の展示が開催中。

 

夏の瀬戸芸で直島満喫&ウーファン先生の作品にも魅せられていたので。

がっつり観に行くことに!

 

 

仕事は予定通り(?)早めに終了。

なので、行くぜ!!

赤坂から歩いて行ける距離だけど、生憎の雨模様だったので、地下鉄にした。

乃木坂駅へ~~~。

地下鉄から直結!雨に濡れない!ww

 

チケットも素敵☆

入口のタイトルもカッコイイ!

 

音声ガイドのナビゲーターは中谷美紀。

無料で、スマホで聞けるタイプなので、聞きながら回ることに。

ときどき、ウーファン先生のインタビューも入ってて、聞けて良かった!

 

 

会場内は、一部を除いて撮影不可。

展示は、ウーファン先生が自ら展示構成を考案、1960年代の最初期の作品から最新作までを網羅。

彫刻と絵画の2つのセクションに大きく分かれ、野外展示場には大型作品も設営。

1968年頃から制作された〈関係項〉。

主に石、鉄、ガラスを組み合わせた立体作品のシリーズ。

素材に殆ど手が加えず、観念や意味よりも、ものと場所、ものと空間、ものともの、ものとイメージの関係に着目。

美術館のホームページに作品準備の動画がアップされてて、ある意味衝撃だった。

ウーファン先生というか、クロネコヤマトのスタッフが作ってた!(笑)

1970年初頭から描き始めた〈点より〉と〈線より〉のシリーズ。

色彩の濃さが次第に淡くなっていく過程で、行為の痕跡によって時間の経過を示す。

1980年代終わり頃から、画面は次第に何も描かれていない空白が目立つように。

 

 

彫刻も絵画も、作品がてんこ盛りの大充実の展示でした☆

撮影可の屋外作品。「関係項―アーチ」

雨の夕方だったので、人も少なくて、自分のペースでじっくり楽しめた。

傘は無料貸し出しあり。

アーチをくぐって楽しめます。

 

展示室の床面に石の板が敷き詰められた、部屋丸ごとの作品も。

歩くとガタガタと音がして空間の流動性を感じることができる。

よちよち歩きになる感じ。ww

 

後期の絵画作品の一部だけも撮影可能だった。

「応答」シリーズ

余白の多い作品たちのバランス。

色のバランスも良き!

複数の色の重層化によるストロークたち。

うん、確かに。

余白が意味するところを観てしまう感じ。

 

「対話─ウォールペインティング」

展示室の壁面に描かれた作品。

余白が展示室全体に及んでいる。

 

「関係項─サイレンス」

ウーファン先生の作品は、1人でじっくりと観るのにおススメ。

無駄がないから、いつまでも観ていられる感じがする。

 

実はこの展示、東京の後は地元の兵庫に来るのだけれど。

国立新美術館そのももに行きたかったので、ここで観れて良かった、ということにしよう。ww

 

 

この美術館に来たかった理由は、その建築の美しさ!

写真で見たときに、ふはーー!!ってなったのだけど。

夜の光がキラキラしてる時間帯は更に良き!

最上階から見下ろすと、こんな感じ。

曲線が美しい!

 

 

「Museum Static Lights」 玉山拓郎 

1階フロアの企画展は無料で見れます。

赤い蛍光灯のインスタレーションが浮かび上がる姿は幻想的で。

この時間に来れて良かった!

 

窓から外を見ると、東京タワーの先っぽが見えた。

 

この美術館は、外観こそが素晴らしい。

雨だったけど、傘と取りに戻って、正面から見る。

正面にも、ウーファン先生の屋外作品が設置してあった。

暗くてよく見えんかったけど。ww

はぁー。綺麗。

通常は普通の明かりだけの色なんだろうけど、赤が混じることでこのグラデーションも楽しめる。

 

1泊2日の東京出張は、

tmkちんとの再会ディナーに始まり、

変なホテルで宿泊も楽しみ、

仕事の後のアートも堪能。

 

なんてすばらしい!

こういう出張なら月1回ペースであってもいいな!ww