アート巡りな1日①モディリアーニ展@中之島美術館 | EMs' Blog

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大阪に新しくオープンした中之島美術館に行ってきた!

本館の構想が発表されたのは1983年。

準備期間、約40年!長っ!!

JR福島駅から中之島への歩くのは久しぶり。

わくわくする、この感じ、久しぶり!

 

 

美術館オープン記念第二弾として開催されたアメディオ・モディリアーニ展。

初日の4月9日に行きました♪

黒い四角い外観の美術館の前には、ヤノベケンジのSHIP'S CAT (Muse)☆

にゃ~~~!カワユス!

 

出来立ての美術館は、吹き抜けかあって、解放感たっぷりのエントランス。

10時のオープンに合わせて行って、10分前に到着。

既に行列が出来てたけど、そこまで満員でもない感じ。

朝イチに行くの正解!

 

吹き抜けを長いエレベータが交差してて近未来的空間。

 

アメデオ・クレメンテ・モディリアーニ(Amedeo Clemente Modigliani)

1884年7月12日 - 1920年1月24日。

イタリアの画家、彫刻家。主にパリで制作活動を行った。

芸術家の集うモンパルナスで活躍し、エコール・ド・パリ(パリ派)の画家の一人に数えられる。

モディリアーニの作品を初めて観たのは、2008年、地元の美術館で大々的な展示があったとき。

その時に既に観ることが出来た作品も多かったのだけど、今回も素晴らしい作品の数々だった。

 

中之島美術館所蔵のモディリアーニ作品、「髪をほどいた横たわる裸婦」

所蔵作品ということもあって、撮影OKだった。

この作品も「大阪市立近代美術館建設準備室」所蔵として観たので、二度目まして。

所属作品なので、これからも会いに行ける作品です。

 

もうひとつ、「少女の肖像」も撮影OKだった。

スタッフさんに聞いたところ、作品の持ち主の許可があれば撮影OKになる、とのこと。

この作品は、女優、グレタ・ガルボのもので、現在は彼女の遺族が所蔵、今回初お目見えとのこと。

遺族が撮影を許可したので、今回も撮影OKとなったそうな。

 

 

この展示で観れる他の作品はネットのフリー素材にてご紹介。

①座る裸婦(蹲る裸婦)

アントワープ王立美術館蔵。

「髪をほどいた横たわる裸婦」と同じモデルを描いた作品。

 

②おさげ髪の少女

名古屋市美術館蔵。

こないだ、ゴッホ展に行ったときには既に貸し出し中だった作品。

モディリアーニがこの世を去る1年ほど前、パリを離れて南仏滞在中に描いた作品と考えられる。

名古屋市美術館が開館するにあたって、その目玉作品として購入された作品。

当時3億6000万円という高額で購入されたが、現在はその価値が80億円!

 

③若い女性の肖像

テート蔵。

 

④少女の肖像

アサヒビール大山崎山荘美術館蔵。

 

⑤ジャンヌ・エビュテルヌの肖像

大原美術館蔵。

モディリアーニの恋人、ジャンヌが妊娠したときのポートレイト。

彼女は、モディリアーニが、肺結核が悪化し35歳で亡くなったとき、子供を身ごもったまま21歳の若さで後追い自殺をした。

 

こうしてみると、日本の美術館にはモディリアーニの作品がたくさんある。

一気に観れる機会に巡り合えて幸せ☆

 

 

中之島美術館では、ジャイアント・トらやんにも会える!

 

この子には、2009年の水都大阪で大阪市役所に展示されてた時に出会った!

 

いや~~、しかしこの空間の素晴らしさ!!

午前中に回れたので、人も少なくて自由に観れたし、大満足。

 

トイレも綺麗だった!(笑)

 

この日は、この後2か所でアートを堪能して、大満足の休日だった。