2019年4月29日(月曜日）Day4
ロードトリップ4日目は、とある目的のために早起き。
その目的とは！
1日限定20名だけが行ける、秘境、『ザ・ウェーブ』の抽選会に参加すること。
『ザ・ウェーブ』とは、その名の通り、砂岩の層が幾重も波打ち、美しいグラデーションを造り出す、まさに絶景！
訪れるには許可証が必要で、その権利を得られる人は1日わずか20人。
そのうち10人はWebの事前抽選で選ばれ、残りの10人は前日にビジターセンターで行われる抽選会で決まる。
このロードトリップを計画し始めてから、出来れば行きたい！と思って、旅の相棒、まぁちゃんに提案したら。
挑戦しようよ！
とまさかの快諾。（笑）
ものは試し、とWebの事前抽選にも挑戦！
航空券の予約を入れる前に申し込みしてみた。
Webでの抽選は4か月前に開始される。
希望をひとまず5月1日、2日、3日にしてみた。（第3候補まで入れられる。）
1回の申し込みは5ドル。
私たちが申し込んだ1月8日時点で、既にこの申し込み数！
結果は2月1日に分かるのだけど。
1月31日に確認したら。
この数！！
第1希望の5月1日は179倍の倍率！
マジかーーーー！！
結果。。。。。。。。。。。残念！！
そりゃそうかーーーーｗｗ
でも、現地での抽選のが当選確率が高くなるはず！
ってことで、いざ抽選会へ。
到着した時は暗くて見えなかったけど、宿周辺はこの景色。
既に、ウェーブ色！ｗｗ
抽選会があるビジター・センターは、私たちの宿のすぐ裏。
カナブ・ビジターセンター（Kanab Visitor Center）
住所：745 E. Highway 89 Kanab, UT, 84741
- 8時30分受付開始、9時抽選会開始
- 抽選は1グループ6人までで、無料
- グループから複数の申請者を出した場合は失格
- 1枚の申込書で2日間挑戦可
- 許可証の譲渡は不可（つまりメルカリで売れないｗｗ）
8時半になって、係の人の説明が始まる。
抽選会は別室にて開催。
抽選会の部屋に入れるのは、申し込み1グループにつき代表者1名のみ。
なので、申し訳なくも、まぁちゃんには外で待っててもらい、一人で部屋へ。
申し込み用紙よりも部屋にいる人数が多かったから、係の人が再度アナウンスして、追い出されてた。
申し込み用紙に必要条項を記入し、番号をもらい、その番号が呼ばれるのを待つ。
用紙には、車の型式とナンバーも記入する。
おそらく、ウェーブに辿りつける車かどうかの確認と、遭難した際の情報収集？？
抽選は、このとおり、ビンゴで使うガラガラポンのくじ引き。
抽選1発目。
なんと、隣の席に座ってた女性が大当たり！
なんとなく運が向いて来た気がする！
と、思ったものの、そんな簡単に行かず、残念ながらハズレたーーーー。ｗｗ
ウェーブは人気すぎて、どうしても行きたい！って人は当たるまで連泊するらしい。
でも、当選したからって喜ぶわけにもいかず。
天気次第では行けないことも多い。
この日も午後から雨予報で、前日の当選者たちが全員行けたのかどうか。。。。ってところ。
そう、本当に、行くのが難しい場所。
だからこそ、本当に行ってみたい！！と今回更に思った。
いつの日か！！
さて、抽選会の後は、この旅のそもそもの目的地、アンテロープキャニオンへ。
朝ごはんのドーナツ
でエナジーチャージして、しゅっぱーっつ！！
カナブからアンテロープまでの道のり、約80マイル。1時間半。
で、この道の景色がまた素晴らしかったーーーー！！
宿の周辺の赤い山々から。
白っぽい山々まで。
全く違う景色を見せてくれる！
遠くの方に3本の煙突が見えてきた。
目的地は近い！ワクワクが止まらないっ！！
アンテロープ・キャニオン（英名: Antelope Canyon、「レイヨウの渓谷」）は、アメリカ合衆国アリゾナ州ページ近郊の、ナバホ族の土地に位置する渓谷。
アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れるスロット・キャニオン（幅の狭い渓谷）である。
アンテロープ・キャニオンは2つの岩層から成り、個々にアッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンと名づけられている。（Wikipediaより）
アンテロープは、アメリカ先住民族のナバホ族の居留地にあるため、勝手に立ち入ることは出来ない。
そのため、現地ツアーの利用が必須。
私たちは、勿論ばっちり予約済み。それも、アッパーとロウワーの両方とも！ｗｗ
予約時に、「地球の歩き方」で紹介されてるツアー会社のサイトをのぞいたら、なんと完売状態。
なので、グーグル先生に頼って、以下のツアー会社で予約。
アッパー：Adventurous Antelope Canyon Tours
料金：77ドル （12：30スタート分を予約）
ロウワー：Ken's tour
料金：50.40ドル （15：00スタート分を予約）
幻想的なハイビームが差し込むことで有名なアッパーアンテロープキャニオン。
ハイビームは、4月から9月頃の太陽が頭上に来る正午前後の時間しか見られない。
ってことで、料金は高くなるけど、ハイビームが見れる時間を予約。
したものの、この雲行き・・・・・・
でも、テンションはどんどん上がるっ
キタ―ーーーーーー！！
勢い勇んでこの看板の先を曲がってみたらば、私たちの申し込んだツアーは、ここではないと言われ。（笑）
走ること数分、今度こそ到着ーーー！
私たちのツアーを含め、ほとんどが完売。
到着したのは、10時すぎ。
とりあえず、支払いだけ済ませて、ツアー時間まで、時間を潰すことに。
あ！ちなみに、グランドサークルの旅は4つの州（カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州）を跨ぐので、州の違いで時差が1時間存在し、さらに地域でサマータイムの採用、非採用があって、そこでも1時間の差が出る。
MDT (Mountain Daylight Time)てのが、サマータイム採用時間。
ザイオン、ブライスキャニオン、カナブ、モニュメントバレーはこっち。
MST（Mountain Standard Time）てのが、サマータイムを採用しない時間。
アンテロープキャニオン、ペイジ、セドナ、グランドキャニオンはこっち。
ややこしいーーー。
まぁ、ともかく、アンテロープ時間で2時間ちかく時間があるので、先にホースシューベンドに行くことに。
ホースシューベンド（Horseshoe Bend）とは、アメリカ合衆国アリゾナ州ページの町付近にある、コロラド川が蹄鉄（horseshoe）の形に穿入蛇行している場所の名前である。
グレンキャニオンダムとパウエル湖から少し下流、ページの南約6キロメートルに位置している。（wikipediaより）
車で10分。
入場料はかからないけど、駐車場代で10ドル。
駐車場から、ふわふわの赤土を歩く。
で！
ここで待ってた光景がこれ！
どどーーーーーん！！
いやー、ビックリした！想像を思いっきり越えてきた！！
思ってた以上にデカい！！
小さく見える白い粒が船。この船でクルーズするツアーもあるので、次はそれも行ってみたい。
ホースシューでは、ほとんどの個所にフェンスがない。
ので、こんな写真も撮れるけど、年間、何人かは転落してるみたいなので、気をつけましょう。
ブライスキャニオンといい、ホースシューといい、全くもって驚きの連続。
本物の迫力はほんまにすごい。
大満喫の時間の後、ついにお目当ての場所へ
ツアーの申し込み者を更にいくつかのグループに分けて、それぞれにガイドがつく。
で、トラックに乗せられ、ドナドナ状態で、一路、アンテロープへ！
あたり一面の赤土をひた走り、到着！
キタ―ーーーー！
前方に見えるあの裂け目こそが、アンテロープへの入り口。
テンション上がりっぱなし！
ガイドがアンテロープの綺麗な撮影方法を携帯の機種ごとに教えてくれる。ｗｗ
ここからは、もう、素晴らしい景観だけを。。。。。
そう、この景色が見たかった。
本当に、ただただ美しい。。。。。
上方ばかり撮ってるのは、下がこの状態だから。
いくつものツアー会社がそれぞれ入ってるので、狭い個所なんかは譲り合わないと通れない。
人を入れずに撮るのは至難の業。
皆の譲り合いの精神で、なんとか。ｗｗ
ガイドが撮影スポットを熟知してるので、言われたままに撮る。ｗｗ
べアー。
ハート。
滝。
ツアーの時間が限られてるので、夢中で観て、夢中で撮った。
そのうち、雨が降り始めた。
見えるかな？雨の筋。
ということで、太陽が出てないので、ビームは見れず。。。。。
断然晴れ女なので、悪天候の準備はほぼしてきておらず。
一応は防水加工のジャケットを着てるものの、ゴアテックスではないので、本降りには向かない。。。。
けど、最後の開けたところまで案内してくれた。
外はこの状態。
で、来た道を戻ったんやけど、足元のコンディション最悪で。
古いトレッキングシューズ履いてたもんで、靴の中まで濡れてもうたーーー。
でも最高の時間だった。
アッパーを満喫して、ロウワーに移動。
したらば、なんと、雨でロウワーのツアーがキャンセルに。
えーーーーー！！
でも、仕方なし。そもそも、先住民がアンテロープにつけた名前は「水が岩を流れる場所」。
現在もときおり鉄砲水などが流れ込むことがあるし、ロウワーはそもそも地下なので、雨が降ると危険なんだろうな、きっと。
時間は午後2時。
ホースシューにも先に行ってるし、さて、どうしよう？
ロウワーのお土産物屋さんで買い物して。
小腹もすいたので、何か食べに行こう、とグーグル先生に聞いてみたら。
近くにパンケーキを食べれるお店があるとのこと。
雨で身体も冷えたし、暖かいコーヒーも飲みたい。
819 North Navajo Drive, Page, Arizona 86040
コーヒーでほっと一息ついて。
パンケーキはこの状態！
ザ・アメリカーーーー！ｗｗ
もちろん、普通のプレーンもあるけどね。
このお店が思いのほか、ヒットで。
チリビーンズをテイクアウトすることに。
お腹も満たされ、カナブの宿に戻りがてら、観光することにした。
この鉄橋は、朝来る時にも気になってたので、手前のビジターセンターに車を停めて、歩いてみることに。
下を流れるのは、もちろんコロラド川。
この川は、午前中に行ったホースシューと繋がってるし、旅のポイントのひとつでもあるグランドキャニオンにも繋がってる。
反対側には、グレンキャニオンダム。
グレンキャニオンダムとはアメリカ、アリゾナ州のペイジにあるコロラド川のダム。
人造湖、パウエル湖を作る。（Wiipediaより）
日本で下調べをした時にはノーマークだった、グレンキャニオン。
ビジターセンターで見た写真がものすごく綺麗で。
しまったー！
立ち寄りポイントに入れておけばよかったーーーー。。。。。
既にだいぶ時間がたってたので、いまさらパウエル湖のクルーズツアーにも参加出来ないし。。。。
ってんで、ロウワーに引き続き、次回の宿題事項に。ｗｗ
でも、少しでも近くで見てみたい。。。。と、寄り道してみた。
グレンキャニオンも国立公園なので、パスがいるんやけど、入り口に係員がいなくて、悩む。。。。
で、入り口にあった、この自動券売機をよくよく見ると、パスを持ってる人は通過ＯＫとのこと。
パウエル湖に近づいてみたものの、なんか思ってた程近づけなかったー。
やっぱり、船から見なあかんのかな。
雨があがって青空が見えてきた。
なんか、ちょっと清々しい気分♪
さぁ、そろそろ宿に戻ろうかー。
道すがらの景色見惚れること数回。
本当に、この道は運転してて気持ちよかった。
ただ、前方の天気が怪しい～～～～。
宿方面は雨なのかーーー？？
絶対降ってるーーーー。
で、突然、土砂降りの雨の中に突っ込んだ。（写真ないけど）
1日で、こうも天気がくるくる変わるなんて。。。。。
しかも、雷まで鳴り出し、稲光も見える始末。
無事に宿に着いてたけど、しばらく雷雨が続いてた。
これ、ウェーブに当選してても、翌日の足場はサイアクだったかもなー、と負け惜しみを言いながら。
とりあえず、ビールで乾杯。
この日の夕食は、テイクアウトしたチリビーンズと、前日購入してたトルティーヤチップスと、ビール☆
宿に電子レンジがあって良かった！
てか、最強の組み合わせじゃない？？ｗｗ
Ｄａｙ4：走行距離約180マイル