3月3日(土)
バラナシ最終日。
夕方のフライトまでバラナシを満喫することに。
1日の幕開けは、前日にも見た、素晴らしい朝日から。
初日に宿で予約したボートに乗る。
貸し切りにて、お値段500ルピー。
ガンガー沿いにはボートが溢れてて、呼び込みも多い。
おそらく、直接交渉した方が安くすむし、他の人と乗り合わせるともっと安くなるのだろうけれど。
このフォトジェニックな漕ぎ手とのんびりした時間は、かなりいいお金の使い道だったと思うな。
モーターも何もついてない、ただの手漕ぎボートなので、じいちゃんの腕の見せ所!ww
川から見る景色は、また格別だった。
この景色こそ、私の思い描いていたインドだ。
この川には、全てがある。
沐浴をして体を清める人。
洗濯する人。
祈りを捧げる人。
人生を終えた人。
川の向こう岸は不浄の地とされているので、建物はない。
なので、朝日がとてもよく見える。
残念ながら、最近の空気の悪さにて、くっきりとその輪郭を見ることはできないけれど。
ガンガーに登る朝日。
贅沢なひととき。
バラナシに行ったら、是非ボートに乗ってください!!
ボートを下りて、しばし散歩。
沐浴する人たちを観察。
出来れば私も参加させて欲しかったけれど。
まだまだ旅の前半。
お腹を下すわけにはいかない。。。。
すぐさま近づく物売り。
売り子が可愛かったので、お買い上げ。ww
日本語も少しできる彼女は「可愛い」「安い」を連呼してた。
いや、あなたのが可愛いよ、と言ったら、しかめ面。なんでやねん。(笑)
ガンガーと朝日に祈る。
宿前の空き地にいた子犬たち。
ママ犬に怒られるかなー?と思いつつ近づいたらば。
ママ、大歓迎してくれた。
あぁー!かわゆす!!
ママもかわゆす!!
宿に戻って朝ごはん。
シンプルながらも普通に美味しい。
荷物をまとめて、ひとまずチェックアウト準備した上で、更にバラナシを散策。
ねねやんがマニカルニカー・ガート(火葬場)に行きたいというので、そこにも行くことに。
朝のボートからも火葬場が見えたんやけど、そこでなくて、更に川下だと言うので、リクシャーを頼もうか?とも話したものの。
ひとまず、散策して、しんどくなったら足探そうってことに。
宿を出て、ガンガーとは反対側に歩く。
ベンガリートラ通り。
人。牛。犬。猿。自転車。バイク。
車以外の全てが行き交う。
あぁ、インドだなー。
道端の露店。
道端の散髪屋。
混沌そのものが、この街の魅力だけど。
好奇心に駆られて、キョロキョロしてると、牛糞踏むのでご用心!ww
ネパールでも行った、ジャーマンベーカリーがあったので、一休み。
クレープとバナナラッシー。380ルピー。
白人率高し。日本人もチラホラ。
wifiもあるので、のんびりできる。
そう、wifi!
今回の旅でもポケットwifiをレンタルして来たのだけど、インドでは全く役にたたず。
wifi使えるのが、宿やカフェや空港みたいな、すでにwifiあるとこばかりで。
しかも、調子悪くて、初期化設定まですることに。
LINEでサポートセンターと連絡して、いろいろ試したものの、ほぼ使えずで、帰国後に返金してもらいました。
他の国ではほぼ問題なく使えるのに、残念だった。
話が反れました。。。。
お土産ショッピングしながらベンガリートラ通りを満喫し、ガンガーに出て、更に歩く。
ヤギの写真を撮ってたら、撮りやすいように?抱いてくれた。
「俺も撮れ!」ってことか?と一応撮りました。(笑)
今回の旅を通して思ったけれど。
インド人って意外に親切。
職場で仕事をサボるインド人とよく喧嘩してたし。
騙されたり、ぼられたりする話を聞いたりしてたので、イメージ悪かったのだけど。
宿のスタッフも、ご近所さんも、旅の間に知り合った人も、良い人でした。
そして、マニカルニカー・ガート(火葬場)。
ねねやんはもっと川下だと言ってたのだけど。
結局、ボートから見えてた場所がそこだった。
薪をくべて、その上に死体を置き、その場で火葬。
その後、ガンガーに流す。
神聖な場所なので、写真撮影はNGだったので、撮れなかったけれど。
たくさんの人が集まっていた。
薪の塊がたくさんあって、多くの火葬が行われてた。
ネパールでも1度見たことがあったんやけど。
ここのは、更に大体的で。
インドの人たちは、ここで最後を迎えるために、死期が近づくとバラナシを目指すらしい。
ガンガーに流されると、永遠の命を得ると言われているらしい。
宗教的なことはあまり分からないけど。
この河をインド人が大切に思っていることは分かった。
たくさん歩いて、宿に戻り。
今度こそ、チェックアウト。
いろいろゆるいところはあるし、隣で爆音が流れてたけど。
シャワーも温水ちゃんと出るし、トイレも流れるし、綺麗だし。
何よりもガンガーが目の前で、スタッフが優しかった。
2泊で4000ルピー。
いい宿でした!
宿経由で予約したタクシーに乗って、一路空港へ。
あ、もちろん、大通りまでは徒歩移動ね。ww