先日、新品で買ったビデオ・ソフトで『007/黄金銃を持つ男』を観る。

 

(シリーズの9作目ですな。前作とは続編的繋がりがあるので、続けて観るにはバッチリですな。因みに、前作とこの作品を、LDではなくビデオにしたのは、単なる予算の都合ですな。LDの新品で買うよりもビデオにした方が当然ながら安い為ですな。最近になって、多少なりとも経済感覚が身に付いたってところでしょうか。

予算が安いと云えば、この作品も、シリーズでは低予算で作られてるような気がしますな。007といえば、豪華絢爛なスペクタクル感がひしめいていたのが、前作辺りから低予算ぶりが目立ってしまって、映画の内容も割とショボいものになっているようで、特にこの作品でのクライマックスはシリーズでも屈指のスケールの小ささで、これを劇場で観た時は、「シリーズも終わりか…」と思ったものでしたな。

まぁ、その分、次回作がスケールいっぱいの作品になっているので、それは杞憂に終わった訳ですが…。プロデューサーからハリー・サルツマンが抜けた事で、シリーズが豪華になったというのも、一つの原因なのかも知れませんが…)