夜、新聞屋に貰った招待券で、梅田の梅田東映で『超能力者 未知への旅人』を観る。
(とにかく場内はガラガラでしたな。まぁ、それは観る前から大体の想像はついていたんですが、当時ちょっとだけ話題になっていた高塚光のドキュメントというか、再現ドラマというか、この映画では高塚さんの役を三浦友和がやっていて、まぁ、それなりの面白さは出ていると思ったのでしたが、ようするに、一人の"超能力者"としては、なかなかユニークで物語も興味深い内容で良かったんですが、最後の最後になって、高塚氏本人が画面に登場して、観ている我々にメッセージを送るというか、特殊なパワーを貰うというか、ナンかそんな感じで終わったんですが、ナンかその本人登場のシーンが余計というか、アレ自体が要らなかったようで、そこが残念でしたな。そこまでのドラマがとても面白かったので、最後に来てブチ壊してしまったかのようで、最後までドラマの部分だけで進めて欲しかったと思いますな。
結構キワモノ扱いされている本作ですが、普通に面白かったと思いますな。最後の茶番劇を除いたら…。因みに、最後に貰ったパワーなんですが、ワタシも画面に向かって、同じように手をかざしたりしてましたが、御利益はどうだったかと云うと、その後の競馬で多少は良かったように思えますが、果たしてそれがパワーの御蔭だったのかは微妙ですが…)
