深夜に、以前レンタルからコピーしたビデオで『天国と地獄』を観る。
(日曜の晩に何か観ようと思って観たのがこの作品ですな。以前レンタルで観た時に、コピーしておいたテープを再生したもの。夜の日の暇な時に観るにはピッタリの映画ですな。
勿論、劇場でも観ていて、その完成度の高さにも惚れ惚れしていたのですが、こうやってジックリ観てみると、この映画に懸ける黒澤監督の執念みたいなものを十分感じ取る事が出来るようですな。それは特に後半の、半ば強引かととれる捜査方法にも云える訳で、この映画の捜査側の主人公=仲代達也が、一瞬黒澤監督の分身とも取れる姿に大いに云える訳なのだと思いますな。
これを観ていると、『新幹線大爆破』も観たくなるもので、こういった、犯行側と捜査側との戦いといったドラマに、ワタシの好みが出てしまうものなんでしょうな)
