近所のトーワブックスでレンタルしたビデオで『夜逃げ屋本舗2』を観る。
(シリーズの第2弾ですが、前作同様面白かったですな。まぁ安定した面白さというのか、水準的にも同じような面白さでしたな。
ただ難を言えば、風間杜夫のエピソードがちょっと悲惨過ぎて、前作のような笑いが減っていたようで、そこはリアリティを追求した為か、それがちょっと残念でしたな。それと、最後に悪が粉砕されていない事、それもちょっと食い足りない感じがして、あそこは最後にスパッと決めて欲しかったですな。“ミナミの帝王”じゃないけれど、やっぱり悪をやっつけてナンボの世界ですからな。まぁ立場が違うと云ってしまえばそれまでですが。
でもまぁ、面白かった事に違いはなく、またテレビ・シリーズがやって欲しいところですな)
続いて、トーワブックスでレンタルしたビデオで『スキャナーズ ニュー・エッジ/ザカリアス』を観る。
(“スキャナーズ・シリーズ”の最新作が、こんな邦題になって公開されましたな。邦題の“ザカリアス”ってのはよく分からん題名ですが、原題が“スキャナーズ・コップ”なので、それで大体が掴めるといった所でしょうか。ようするに、スキャナーズが警官になったという訳で、それから先の展開は大体こんなものでしょうね。
シリーズの見せ場である人体破壊のシーンですが、今回は夢の中の空想シーンだけというのが、ちょっと弱い所であり、それを期待した我々にはかなり不満でありましたな。
監督が前・前作のクリスチャン・デュゲイ監督からピエール・デイヴィッドに変わってる訳で、その辺もこの映画の出来に影響しているようで、そこも残念で、このままシリーズが最後になるのかなぁと思う訳ですが…実はこの後、もう1作作られていましたな…そう思うと寂しい気もしますな。もう一度、クローネンバーグ辺りが監督してくれれば、また面白いと思うのですが…)

