昨日に引き続けてビデオ・ソフトで『仁義なき戦い/頂上作戦』を観る。
(昨日に続いてシリーズの4作目ですな。今回は、交渉術が続いた前作とは異なり、より一層派手で殺伐としたシーンが続き、そしてまた、各幹部たちが警察の“頂上作戦”により、逮捕されるのがこの4作目のミソですな。そう云う面では寂しい面もあるのですが、脚本家の笠原和夫が最初に意図した通り、この4作目が、最初の構想では最終作であったらしいですな。特に、文太と旭の刑務所での別れのシーンは、この物語を締めくくるシーンにピッタリで、本来そこで終わっても良かったのではないかと思われる名シーンでしたな。
ただ、当時の東映の岡田社長が、「もう1本いけるで!」の声が掛かった為、仕方なしにもう1本作ったのが、次の『最終篇』ですな。まぁ、それも今となったら、それで良かったと思えるのも不思議ですな)
