昨日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで『超高層プロフェッショナル』を観る。

 

(この映画のプロットにまず痺れますな。邦題とは裏腹に、ビルを建てるのではなく、単に鉄骨を組み建てるだけの映画。ただそれだけの映画に、この映画ならではのB級精神が宿っている映画で、その発想が素晴らしいですな。

そしてそのキャストも素晴らしいですな。主演のリー・メジャースは勿論の事、ジョージ・ケネディにアート・カーニー、ハリス・ユーリン、リチャード・リンチにR・G・アームストロングまでいるんだから、たまりませんなー。おまけに紅一点はジェニファー・オニールだから、そのサービス精神には、昇天しそうになりますな。

そんな楽しい映画を監督したスティーヴ・カーヴァーも上手いんですが、この映画のスタントで命を落としたA・J・バクナス…彼に哀悼が捧げられてますな…の努力も凄いですな。こういう人の努力があってこそ、この種の映画が出来る訳で、まさに敬愛すべき事ですな)