夜、新聞屋に貰った招待券で、梅田の梅田ピカデリー2で『デーヴ』を観る。

 

(これは面白かったですな。いわゆる大統領に似ている芸人をテーマにしているんですが、よくあるパターンの物語でありながらも、そこは主演のシガーニー・ウィーバーとケヴィン・クラインが上手すぎるのと、さらにアイバン・ライトマン監督の演出も行き届いていて、見事な傑作に仕上がっていますね。

ラストも上手い具合に着地して爽やかな印象を与えているのも好感が持てますな。こういう映画は、あまり目立たなくとも、心に残る場合が多々ありますな)

 

 

 その後、近所のソフト21でレンタルしたビデオで『パッセンジャー57』を観る。

 

(ウェズリー・スナイプスが、大空でダイ・ハードばりの大活躍を展開する、空のダイ・ハード映画でしたな。ハイジャック犯に扮したブルース・ペインがまさに憎々しげに演じているので、より効果は抜群で、スナイプスのクンフー技もバッチリ決まり、90分もないのに、早々に事件が解決してしまうのも、簡易ダイ・ハードものとしては面白かったですな。

これをもう少し広げて、スケールを大きくしたのが『エグゼクティブ・デシジョン』になるのではないかと思え、あの当時は“なんとか版ダイ・ハード”というのが、よく作られていたんだと思いますな)