夜、先日、日本橋のトップジャパンで買った中古ビデオ・ソフトで『ビッグ・ガン』を観る。

 

(アラン・ドロン主演のポリス・アクションですな。以前、テレビ放映でも観た事がありましたが、こうしてノー・カット版で観たのは今回が初めてですな。

テレビで観た時も面白かったという記憶がありますが、今回も同様に面白かったですな。普段はアメリカ製のポリス・アクションを観て楽しんでいたんですが、このフランス製…イタリアとの合作…の映画も、カー・チェイスがあったり派手なガンプレイがあったりと、アメリカ製にも負けず劣らずのアクション描写で、実に見事なアクションでしたな。

とりわけ主演のドロンのガンさばきが見事で、さすが戦場で射撃体験があるというだけリアルで秀逸なガンプレイでしたな。そのリアリティこそがこの映画のミソで、アクション映画の原点といってもいいポイントでしたな。

因みに、ジャンニ・フェリオの音楽も頗良く、このテーマ曲は、以前、よくFMの映画音楽でよく聞いた曲で、耳によく馴染んでいたものだったですな)

 

 

 またその後深夜、先日、りずむぼっくすで買った中古LDで『ゆりかごを揺らす手』を観る。

 

(これも傑作ですな。前に劇場で観た時も面白かったですが、今回も面白かったですな。ストーリーは当然知っていますが、それでもサスペンスが楽しめて、ハラハラ・ドキドキの連続で、見応え十分でしたな。

この映画を観ていると、ニュー・ヒッチコックと呼ばれるのはデ・パルマだけではなく、このカーティス・ハンソンも、そのニュー・ヒッチコックと呼ばれる第2の監督だと思いましたな)