朝、梅田の三番街シネマ2で『キャプテン・スーパーマーケット』を観る。

 

(この作品、実はこれが"死霊のはらわたシリーズ"の第3作という事を知っている人がどれだけいるのか、それが最初の疑問でしたね。勿論、今ではそれは既成事実でしょうが、当時はこれが『死霊のはらわたⅢ』だって事を知っている人がいるのかどうかが、疑問でしたな。

まぁ、映画の内容からして、『キャプテン・スーパーマーケット』なんて邦題を付けたい気持ちも分からないでもないですが、確かにオープニングから前半部にかけては、『死霊のはらわた』さが出ている所もありましたが、後半は、ほとんど骸骨とチャンバラが続くというのは、あまりにも単調過ぎて、退屈してしまいましたな。やはり『死霊のはらわたⅢ』として観た場合、ホラー映画の個性がなくなってしまっているのが、どうしても弱点に見えて、面白くないんですなぁ。

かといって、スプラッターとチャンバラ・アクションに加えて、笑えるギャグがあればよかったものですが、それも無く中途半端な形で終わってしまっているのも残念で、やはり失敗作としか言いようがない映画ですな。

『XYZマーダーズ』の結果を見ても、やはりサム・ライミ監督には、ホラー以外のジャンルは不向きかと思えて、ホラー映画に徹する事を強く願うものですな)

 

 

 その後、心斎橋のりずむぼっくすで『ゆりかごを揺らす手』の中古LDを買う。

 

 

 また、日本橋のトップジャパンで『ビッグ・ガン』の中古ビデオ・ソフトを買う。値段は1700円。

 

 

 また、夜、天六のホクテンザ2で『カウチポテト アドベンチャー』を観る。

 

(困った映画ですな。監督が、ワタシの大好きなピーター・ハイアムズだけに、こんな訳の分からない、しょうむない映画を作られては、本当に困ってしまいますな。これ、本当にハイアムズが撮っているのかなぁと疑問さえも浮かびますな。

テレビの中に人間が入ってしまうという設定は、まぁSF映画にありがちなものなんですが、それからの展開が拙くて面白くないですな。まだ、『ホット★ショット』のようなパロディものだったらイイのかも知れませんが、ただ普通にジャンジャらと訳の分からシーンが続いて、観ていて逃げ出したくなる程の嫌悪感に苛まれましたな。

まぁ、猿も木から落ちると云いますが、ハイアムズ監督の不調は、この作品から始まったというべきなんでしょうな)