2月に日本橋のOnAir日本橋中央店で買った中古ビデオ・ソフトで『ラビッド』を観る。
(最近…当時の…、劇場公開されてる映画で、ナンかアート的な作家と思われがちなクローネンバーグ監督ですが、これは彼の日本で公開された第一弾の映画になる訳で、今とは違い、正真正銘のホラー作品ですな。作風的には一種のゾンビ映画とも受け止められる訳で、彼の『SF人喰い生物の島』も似たような感じでしたな。
ただこの映画は、主人公を演じるのが、ハードコア・アクトレスのマリリン・チェンバースで、彼女の魅力を生かした役柄がポイントであり、その期待に見事応えたのが素晴らしい所でありますな。彼女のハードコア映画を一度でも観た事がある人からしたら、普通の映画に脱がないで出てくれてる所が、イイ点ではあり、そんな彼女も一部脱いでる箇所があるというのも、魅力を増大させているモノだと思え、それがクローネンバーグの狙いだったのかなぁと思ったりもしますな。
以前、輸入版で観た時よりも、若干画質が悪かった感じで、ビスタ・サイズにトリミングされているけれども、元は輸入版と同じスタンダードで、そこから上下がトリミングされてる感じで、その辺りが画質の良し悪しに関連しているのかなぁと思いましたですな。でも、音声は何故かハイファイ・ステレオになっていて…効果はあまり無かったですが…まぁそういう面では何となく得したかなぁって感じもしましたな)
