先日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで『ウルフェン』を観る。
(この映画も、劇場で観て以来久々に観る映画でしたな。『ハウリング』『狼男アメリカン』に次ぐ狼男ホラーの第三弾という訳で期待していた作品でしたが、結局は通常の狼男ものではなくて、ナンか環境破壊に対するメッセージと、ネイティヴ・アメリカンの問題に、人間が変化した狼が絡むという、そんな映画でしたな。まぁ一応はホラーなんですが、テーマが別にあるという、ナンかホラーもののニューシネマっていう感じの映画だったようで、魅力はあるものの、ちょっと考えさせられる映画でしたな。
狼目線の画像がソラリゼーション効果とステディカムによるカメラワークが斬新さを出していた訳で、その辺りはニュー・ホラーと呼ばれる一因でもある訳で、さすが『ウッドストック』を撮ったマイケル・ウォドレー監督でもありましたな。
ホラー映画としては、人間が狼に変身するシーンに期待した訳ですが、通常のホラーものではない為、全然そんなシーンもなく、それがちょっと残念でしたな。その辺りが評価の分かれるところなんでしょうが、ワタシとしては、異色の魅力がある狼ものとして、結構好きだったりしますね)
