先日、日本橋のディスクプラザで買った中古ビデオ・ソフトで『ドッグ』を観る。
(この映画も、昔劇場で観て以来、久々に観る映画ですなぁ。犬が集団で人間を襲うという、典型的な動物パニックもので、これが作られた70年代にはよくあったジャンルの映画ですな。何となく一見テレビ・ムービー風の映画かなぁと思っていたのですが、一応は劇場公開作みたいで、まぁスケール的にはそんな感じでしたな。主演は久々のデイヴィッド・マッカラムで、それを思うと、やっぱりテレビ・ムービーかなと思わせる映画かなと思ったりする訳で、まぁ、遠からず…って感じでしょうな。
一応は犬の狂暴さも表現されていて、それなりの恐怖感も出ているようですが、特にワタシのような犬嫌い=子供の頃、犬に襲われた事があり、犬に恐怖感を持っていた=の人間にとっては恐い一篇となっていて、同種のジャンルの映画の中では、良く出来た映画だと云えるのでしょうか。尤も、同種のジャンルの映画と言っても、ロバート・クローズ監督の『怒りの群れ』ぐらいしか思い浮かべませんが…。
ラスト・シーンが猫のアップになっていて、今度は『キャット』かと思わせるのが、よくあるパターンだと思いながらも、それなりに楽しめたので、まぁ満足かと…)
