先日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで『地獄の貴婦人』を観る。

 

(前に一度レンタルで観ておりましたな。主演のロミー・シュナイダーが、あの顔に似合わず、結構冷酷な役柄に扮していて、それにも驚かせられましたが、欲望に駆られて残酷な行為を行うシーンもビックリしましたな。

保険金の為、男を殺してその遺体を硫酸で溶かすという、スプラッター映画も顔負けする凄まじさで、"このビデオはお子様の目に届かない所に置いて下さい"という注意書きがわざわざ注意喚起してる程の映画ですな。

映画自体、実話の映画化らしいですが、それを演じきったロミーは、まさに"地獄の貴婦人"の名に相応しい名演ですな。アメリカ製のホラーものとは違って、その描写のリアリティで迫るこの映画は、フランス唯一のホラー映画だと断言してもいいような作品ですな。アッパレです)