朝、日本橋のスーパーコングで『シャイなラブレター』と『弾丸特急ジェト・バス』の中古ビデオ・ソフトを買う。値段は両方とも980円ですな。
そして、本日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで早速『弾丸特急ジェット・バス』を観る。
(公開時に劇場で観て以来の鑑賞で、これは実に面白い映画ですな。70年代のパニック映画のパロディ映画で、まだ日本にパロディの認識が無い中でのパロディ集が、結構斬新で面白かったですな。最近の…当時ですが…『ホット★ショット』などのパロディのように、"これは何とかの映画のあのシーンのパロディです"といった細か過ぎるものではなく、ただ漠然としたパロディになっており、そこがまたこの映画の魅力でもありますな。
最初から最後まで、ジェットバスをメインとしているのも好感が持てますし、何より登場人物がバラエティに富んでいるのも面白い要因ですな。色々なオモシロ人物がいる中で、何かに付けてパニくると、急に肩を落として気絶するサブの運転手が面白く、この映画の後結構シリアスな演技を披露するジョン・ベックのコメディアンぶりが新鮮ですな。
バスの中にプールやボウリング場があったりと、シチュエーションも賑やかで、「ツァラトゥストラはかく語りき」に始まるバスの登場シーンが素晴らしく、パロディ映画の黎明期の映画としては傑作に位置する映画だと思いますな)

