夜、昨日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで『スティーブン・キングのキャッツ・アイ』を観る。

 

(タイトル通りスティーブン・キング原作の映画化作品ですな。今回は長編ではなく、短編2話とオリジナル短編1話の3話構成からなるオムニバスですな。いつものキング原作の映画の場合、やはり長編は、劇場公開作では無理があるので、『クリープショー』同様短編の方がイイですな。

1話目から結構面白く、特に楽屋落ちが楽しかったですな。いきなり『クジョー』に出ていた犬が出てきたり、『クリスティーン』の車が登場して猫を追いかけたり、あるいはジェームズ・ウッズがテレビで『デッド・ゾーン』を観ていたりと、映画に詳しい人なら、つい笑ってしまうエピソードの数々ですな。まぁ大体、この映画の主演のドリュー・バリモア自体、『炎の少女チャーリー』のチャーリー役ですしね。

とまぁ、オープニングからいきなり楽しかった訳ですが、最後の3話目のエピソードの時、クライマックスの特殊効果が見せ場のシーンで、非常に残念な事が起きましたな。このビデオがスタンダードのトリミング版だった為、画面が狭く肝心のSFXシーンが全然観れないという結果で、もうあの時は残念でしょうがなかったですな。オリジナルはスコープ・サイズなので、その時ばかりは、トリミングされている事に腹が立ちましたな。

という訳で、もし今、ノー・トリミングのワイド版のDVDが出ても買うかどうか分かりませんが、この時の悔しさが忘れられない映画ですな)