朝、LDで久しぶりに『アンタッチャブル』を観る。

 

(先日、劇場で観たブライアン・デ・パルマの新作『レイジング・ケイン』を観た勢いっていう感じでもないですが、デ・パルマの前の作品を観ようという事でLDで観たのが『アンタッチャブル』ですな。

やはりこの作品は傑作で、その年のベスト1に輝いただけあり、何度観ても面白い作品ですなぁ。主演のケヴィン・コスナーは勿論の事、助演のショーン・コネリーが最高にイイですな。彼の演技が、この映画を最高に盛上げているって感じで、その勢いで、例の階段のシーンでのアンディ・ガルシアが、カッコ良く見えますな。やはり何度観ても、イイ映画はイイもんですなぁ)

 

 

 その後、夜、梅田の梅田スカラ座で『永遠(とわ)に美しく…』を観る。

 

(メリル・ストリープとゴールディ・ホーンにブルース・ウィリスが絡んだSFXコメディですな。まぁ、女二人が一人の男の争奪戦の為、徐々に美しくなっていく話なのですが、それが美しく成りすぎて、ほとんど怪物同然になっていく話をSFXを駆使して描いた、まさにトンでもない映画ですな。いわゆるブラック・コメディとして観る訳ですが、主演の二人が只の美人であるだけに、もうひとつコメディとして成立していないのが残念ですな。どちらか一方が本当のブスだったら、面白かったのにと思いましたですな。まぁハリウッドではそれは無理な話なのでしょうが、コメディ・ファンからしての希望ではありましたですな。

ロバート・ゼメキス得意のSFXを駆使した映画だったんでしょうが、主演の二人に比べて、ブルース・ウィリスがほとんど木偶の坊状態だったのも、これも問題ですな。もうちょっとこれは他の人でも良かったんではないでしょうか…)