朝、新聞屋に貰った招待券で、梅田の梅田東映パラスで『ボディガード』を観る。

 

(今、思い出したんですが、実はこの映画を観る為に2日連続で映画館に行ったんですな。確か前日の30日、一度映画館まで足を運んだんですが、観る時間を間違えて…と云っても10分ぐらいですが…朝の1回目に観ようと思った所が、既に上映は始まっていて、本編上映前の予告編をやっていた所でして、そのまま観ても本編には十分間に合う時間だったんですが、当時のワタシの性分では、「ちゃんと席に座ってから予告編から観るべし」というものを持っていた為、その日は諦めて、そのまま映画館を出て家に帰ったという事がありまして、今から考えると随分勿体ない事をしたなぁ、と思うのですが、その日は新聞屋に貰った招待券があり、しかもその月に使用しないと無効になる券が2枚あったので、それでそんな裏ワザが出来たのだと思われ、まぁ、昔の映画館あるあるですな。

因みにその特にやっていた予告編というのが、スティーヴン・セガール主演の『沈黙の戦艦』で、その時は正月第2弾ぐらいに公開するだろうと思われていたのですが、『ボディガード』があまりにヒットし過ぎた為、結局公開されたのが5月まで伸びたとういう、これまた今では考えられないある種の“事件”が起こったのでしたな。

という事でこの『ボディガード』ですが、これ、普通に考えたら、よくあるサスペンスもので、まぁよく出来たサスペンス・ドラマだなぁと思うのですが、当時のケヴィン・コスナーの売れっ子ぶりと、ホイットニー・ヒューストンが唄う主題歌の相乗効果で、あれ程のヒットをして、今思うと何とも不思議ですなぁ。確かに、映画は面白かったですが、あそこまでヒットしたのには、ちょっと引いてしまうぐらいの大ヒットぶりで、これも“時代”の成せる技ですかな)