朝、心斎橋のりずむぼっくすで『三銃士/四銃士』の中古LDを買う。

 

(前から気になっていたLDでしたが、やっと買いましたな。2作品カップリング収録されてのLDだったので、随分前から欲しかったのでしたが、なかなか中古で出回らなかったので入手出来なかったんですが、ここに来てやっと買いましたですな。2枚組なので、値段は6070円とちょっと高目でしたが、でも両作品が一気に観られるので、思い切って買う事にしましたな。観るのは来年ですな)

 

 

 そして、その後、先日、日本橋のディスクプラザで買った中古ビデオ・ソフトで『フランケンシュタインと地獄の怪物(モンスター)』を観る。

 

(これは、ハマー・プロの“フランケンシュタイン・シリーズ”の第7作にして最終作ですな。実は、このシリーズ、第6作…“Horror of  Frankenstain”…とこの作品だけは日本未公開になっており、7作目がようやくビデオになって、残りは6作目だけがまだという事になっていたのですが、このブルーレイの時代に未だに6作目がビデオにもDVDにもなっておらず、ファンとしては寂しかったのですが、この現状、どうにかならないものでしょうか。シリーズ中1本だけが残っているのは、気になってしょうがないのですが…。まぁ、輸入盤に頼るって方法もあるにはあるのですが、ワタシが輸入盤を買ったら、すぐに日本版がリリース…なんて事があったりするものですから、おいそれと買えないんですねぇ。

まぁ、それはともかく、この最終作は、精神病院が舞台なので、フリークでアブノーマルな雰囲気が全編に漂っており、ハマー・プロも最後に来て、なかなかの本音を掃出しなぁという感じで、ひじょうに興味深々でしたね。あの怪物が元々は逃げ出した原始人だった事もあり、特殊メイクも残虐で、いかにも地獄のモンスターというのがフリークス性を強調しているようで、たいへん興味深かったですな。監督は、1作目のテレンス・フィッシャーで、さすがホラーの演出は大したものでしたな。

この後、最後のドラキュラ映画『ドラゴン対7人の吸血鬼』が出て、ハマーはホラーから撤退した訳で、それを思うとやはり、ハマーのホラーは面白かったと云わざるを得ないですなぁ。7作全部をフランケンシュタイン博士に扮したピーター・カッシングに拍手を送りたいものですなぁ)