久しぶりにLDで『ファントム オブ パラダイス』を観る。
(この映画はタマに観たくなりますな。やはり、ポール・ウィリアムスの音楽がイイんで、いつもノリノリの気分で観てしまうという事なんでしょうな。話は、オリジナルの『オペラの怪人』同様、悲しいストーリーなんですけども、この作品はブライアン・デ・パルマ・タッチで見事換骨奪胎しているのがイイですな。それに加えての音楽のノリだから、やはり傑作に値しますな。まぁこれも、劇場公開時はヒットせず、その後の上映で徐々に知られるようになったという、いわゆるカルト・ムービーの類ですな。
因みに、オリジナルの『オペラの怪人』ですが、最近はタイトルを『オペラ座の怪人』と呼ばれる事が多く、これは多分、劇団四季の舞台のせいだとは思うんですが、我々映画ファンは、昔のモノクロの時代から『オペラの怪人』で通って来ているので、ナンか最近の、タイトルの“座”が余計だと思ってしまいますなぁ。まぁ、その方が正しいのかも知れませんが、ナンかオリジナルが冒涜されているようで、イヤですなぁ)
