6月に心斎橋のナニワで買った中古LDで『レイダース/失われたアーク<聖櫃>を観る。

 

(ワタシが今まで持っていたLDは、以前買った輸入盤で、しかもCAVという標準ディスクで、いわゆるスローやコマ送りなどの特殊再生が可能だったディスクで、値段も2万円近くするというものだった訳ですが、遂にこれで、字幕付きで観れる事になったのですな。前に輸入盤を買った際は、「これで特殊再生が存分に出来る」と思って喜んでいた訳ですが、今となっては、特殊再生機能もほとんど使わないし、30分毎に1回裏返すのも面倒になってきたので、CAV盤にしたことを後悔していた訳で、値段も高かったし、ホント、あの頃はどうにかしていたんだろうなぁとしか思えない程ですな。純粋に字幕付きで映画が観られる今の方が断然イイ訳で、まぁ何はともあれ、とにかく嬉しいですなぁ。

2作目・3作目と比較すると、やはりこの1作目が一番面白く出来ていて、構成も一番しっかりとしていますな。当初スピルバーグとルーカスが目指した“クリフ・ハンギングな冒険活劇”に一番ピッタリしている映画になっており、やはりさすがだと思わせるものがありますな。

後年、他作品との整合性の問題から、タイトルを『インディ・ジョーンズ/レイダース・失われたアーク<聖櫃>』に変更されたのですが、ハッキリ言ってそれは蛇足ですな。最初の『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』でも充分ですな。あの有名な主題曲も「レイダース・マーチ」なんだから、そのタイトルだけで十分ですな。ナンか、特にルーカスが絡んだ映画には、後でタイトルに変更がある作品が多いように見受けられますな。『スター・ウォーズ』の3作目、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』も、最初は『ジェダイの復讐』で、そちらの方が我々には耳に馴染んでいたしネ。故に、古いビデオ…今はDVDかな…で観る時の方が、タイトルは昔のままという場合があるので、そういう意味からすると、こういう場合は、古いメディアで観た方が良いのかも知れませんなぁ)