以前、友達のA君から頂いたテープ・ソフトで『仁義なき戦い』を観る。
(またまた観ましたな。このシリーズの1作目を観ると、どうしても次の2作目・3作目を観て、シリーズの全作鑑賞となってしまうパターンになるべき所なんですが、取り敢えず今回は、この1作目だけで終わったようでしたな。まぁこの作品は、有名なので、もう何もいう事は無いぐらいの傑作なんですが、改めて冷静に観てみると、確かによく言われるように、最初の方の部分は、ゴチャゴチャしていて、あまりジックリと描かれていないようなんですが、笠原和夫が云う通り、どうしても、急ぎ過ぎの面があったりする感じですなぁ。それが後半になるに連れ、徐々に調子が出て来て、最後がバシッと決まる映画になっているのが良く、これがシリーズ1作目である必要性があるという感じでもありますなぁ。確かに、次の2作目は、多少ストーリーが前後するので、3作目から本領を発揮するパターンではあるので、ワタシが「3作目が傑作」と前から思っていたのは、それもあるのかも分かりませんな。まぁいずれにせよ、この映画が歴史的名編であることには違いないでしょうな)
その後、夜、先月、心斎橋のりずむぼっくすで買った中古LDで『バックドラフト』を観る。
(やはりこれも面白かったですな。前に劇場で観た時も面白かったですが、こうして2度目でも楽しめる程で、そういう意味でも傑作に違いないですな。普段は脇役であるべき消防士ですが、こうして主役級にする事で、また新たなストーリーで映画が出来ちゃう所が凄い点で、この発想の転換については脱帽しかありませんなぁ。この映画でも、ロバート・デ・ニーロがイイ所を演じていて、さすがにハリウッドの大御所ですなぁ。まさに、燃える男の映画ですなぁ)

