近所のトーワブックスでレンタルしたビデオで『ワイルド・ギースⅡ』を観る。
(男泣き映画の大傑作である前作の後を受けて作られた続編なんですが、キャストも一変されての第2弾で、ちょっとは期待していたのですが、映画の作風も変わってしまって、残念ながら期待ハズレでしたなぁ。
前作にも増して、ローレンス・オリヴィエやロバート・ウェバーなどの大物スターが出演し、バーバラ・カレラの女優陣も頑張っているとは言うものの、前作にあった男泣きテイストが無く、普通のアクションものとしても、イマイチパッとしない映画だった感じで、作風も傭兵ものからスパイものに変わったようで、アクションよりもどちらかというとサスペンスものに終始した感じですなぁ。
ところが、冒頭の5秒ぐらいのシーンで、見た感じかなり胸の大きい、いわゆる巨乳というか爆乳に近い女性が、一瞬胸の谷間が見えるチラリズムがあって、巨乳大好きなワタシは、それだけで興奮してしまいましたな。別に実物が見えるシーンとかがある訳では無いんですが、その一瞬の衝撃にインパクトを覚えて、この女は誰やねんと完全に夢中になりましたですなぁ。後で調べると、その女性の名前はイングリット・ピットといって、イギリスでは結構有名な女優さんで、『荒鷲の要塞』や『怪奇!血のしたたる家』の他、『バンパイア・ラヴァーズ』や『恐怖の吸血美女』などのハマー・プロのホラーものによく出演している人らしい事が分かりましたな。顔は失礼ながらも、然程美人とは言えないんです…顔はオバサンそのものですが…が、その胸の巨大さのインパクトがあり過ぎて、それだけで一遍に好きになってしまった程で、この映画がつまらなかった事もあり、そのシーンだけでこの映画の印象がガラリと変わりましたですな。ラストのクレジットによると、彼女の役名が単なる“フッカー”となっていたのが笑えましたが、後に彼女が出た出演作を観る度に、注目していたものですな。特にハマー・プロの女吸血鬼ものは、彼女の魅力が結構出ていて、その方面ではワタシのお気に入りの映画って事になっておりますなぁ。
という事で、その衝撃のシーンのみが最大の見せ場で、これもやはり、作るべきでない続編の1本として数えられる、駄作になるような残念な結果に終わりましたな。以上です)