朝、日本橋のトップジャパンで『ブロンコ・ビリー』『人魚伝説』の中古ビデオ・ソフトを買う。

 

 

 また心斎橋のCB TSUTAYAで『ヤング・フランケンシュタイン』の中古ビデオ・ソフトを買う。

 

 

 夜、梅田の北野劇場のオールナイトの1回目で『エイリアン3』を観る。

 

(出来が最高だった2作目の後を受け、万全の態勢で作られた今回の3作目ですが、企画段階で色々なトラブルがあり、最終的に出来上がった映画のスタイルは、今までのものとは全然違うものになったようですな。この映画を初めて観た時は、そういう事情が全く分からなかったので、「今までと全然違うみたいだ…」というような感想がまずは一番に浮かんだ訳ですが、それを知った今観てみると、この映画なりに存在証明をしようと一生懸命に頑張っている姿が目につき、まぁ多少は許せますな。

でも、この映画の全体から漂ってくる宗教感みたいなものは、当時から好きでしたけどねぇ。3作目でアプローチの仕方を変えたなという感じで、当時の新鋭デイヴィッド・フィンチャーの暗いテイストに結構ハマったりしましたな。オープニングで、前作の生存者が全員死亡している事や、ラストのオチが『T2』と似通ってるなぁという事が気にはなりましたが、そうする事で、この作品に暗い宗教感を与えて、まぁまぁ頑張っていた事は確かですなぁ。

しかし、その顛末も、次作では何の努力も無くリプリーが再生されるのだから、もう何でもありですな。でも、そのフリークス・テイストが満開な4作目も、割と気に入っていますが…)