昨日、日本橋のトップジャパンで買った中古ビデオ・ソフトで『フォース・オブ・ワン』を観る。
(早速観ましたこの映画。微妙な作品だとは分かっていても、やはりチャック・ノリス・ファンなら避けて通れない映画だって事でしょうな。未公開映画なので、こうしてビデオを観るしかありませんものね。
リリース年はもうちょっと前だったかと思うのですが、ノリス人気が下降気味の昨今…勿論、当時の事ですな…、レンタル店でもあまり見かけた事が無いこの作品、パッケージの説明によれば1983年度の映画って事になっていますが、よくよく調べてみると、それよりも古い1979年度の作品と云うのが正解で、そこまでして新しい作品としたいというのが、どことなくメーカーの意図を感じてしまうもので、観る前にちょっと不安にもなりますな。
当時愛読していたレナード・マルティンの「ムーヴィー&ビデオ・ガイド」によると、ノリスの前作『暗黒殺人指令』の姉妹編って書いてあったようで、そういうタイプの映画かなと思っていたら、ノリスの役どころはカラテの師範という役で、前作の麻薬捜査官とは違っていましたな。彼の所に空手の修行を習いに来るのが、この映画のヒロイン、ジェニファー・オニールで、それから事件に巻き込まれるという話ですな。そのジェニファー・オニールがワタシにとっては嬉しく、あの『おもいでの夏』で我々をKOした彼女がヒロインならば、何が何でもこの映画は傑作だと思わせるものがありますな。
しかし実際は、派手なドンパチはあまり無くて、ノリスのカラテ・アクションがメインですが、まぁまぁ観れるB級アクション映画ですな。まぁチャック・ノリス作品としても、まだまだ初期の段階で、面白みに乏しい映画ですが、まぁそこそこは楽しめる映画って事でイイんじゃないでしょうか。やっぱりノリスはイイですな)
