夜、先日、日本橋のON AIR・日本橋店で買った中古ビデオ・ソフトで『無頼/人斬り五郎』を観る。

 

(渡哲也主演の“無頼シリーズ”の第4作目ですな。前作を観てからずっと観たいと思っていた映画で、実は以前の渡哲也のオールナイトで一度観ていた作品でもありましたね。ただその時は、オールナイトで5本立てという事もあり、ほとんど寝ていたのではないかと思い、その時の印象は全くありませんでした。

なので、今回のビデオで観て、新たな作品として観る事が出来たので、そういう意味では嬉しかったですな。確かに噂通りの傑作で、これは1作目と並ぶ傑作だと思いましたな。勿論、シリーズが長くなるにつれ、それなりのマンネリ化もしているのですが、しかしこの映画のパワーというものが主人公の怒りに芽生えているものであり、それが映画をよりハードな面白さに繋がっているモノだと思いますな。そのハードな激しさがこの映画の取り柄であり、1作目以来の傑作と成り得ていると思いますな)