先日、日本橋のトップジャパンで買った中古ビデオ・ソフトで『インフェルノ』を観る。
(『インフェルノ』はダリオ・アルジェントのハリウッドに進出しかけた作品で、いわゆる“魔女三部作”の2作目、すなわち『サスペリア』の続編と云われている映画ですな。
前に劇場で観た時もつまらなかったですが、やはり今回もあまり面白くありませんなぁ。まぁ部分部分は面白いんですが、全体的にも構成が甘く、特にクライマックスが弱いので、ガックリ来る事夥しいですな。魔女が姿を現してからの出落ちのシーンは、やはり前作同様パッとしませんなぁ。
ただし、オープニングの水がいっぱい張った部屋の中を泳ぐシーン…ヒロイン、アイリーン・ミラクル嬢のオッパイがチラリと見えますな…と、途中にある肉屋のオッサンがいきなり包丁で刺し殺すシーンは意外性もあって、というか、何でいきなり理由もなしになのか、は面白かったですな。特に、猫を苛めたオッサンを肉屋のオッサンが刺すシーンは、その後の鼠に襲われるシーンも相まって、痛快でしたな。
と、そんな変なところのある映画ですが、だから逆に好きなんだという見解ですな)
また、先日難波のAVIONで買ったLDで『グリーン・カード』を観る。
(前年劇場で観て気に入った映画だったですな。割と地味な映画なんですが、途中で主人公がピアノを披露するシーンは良く、やはり音楽がイイとその作品も好きになってしまうものなんだと思いましたな。それと併せて、ハンス・ジマーの音楽も素晴らしく、サントラとこのLDは共に永遠に大切だなと思いましたですな。と、言いながら、現在、LDはもうありませんが…)

