朝、難波のAVIONで『バニシング・ポイント』のLDを買う。

 

(『バニシング・ポイント』LDは、これが2度目のリリースですな。最初は二か国語版で、今回やっと字幕で出ましたな。まぁ最初はメーカーとのそういう契約だったからしょうがないですが、因みに、最初の二か国版の音声は、今のDVDにテレビ放映版と共に収録されていますな。取り敢えずノーカットだから、それも貴重かも…)

 

 

 

 そして夜、天六のホクテンザ2のオールナイトで『スキャナーズ3』『ドリーム・マシーン』の2本立てを観る。

 

(『スキャナーズ3』は、まさかのシリーズ3作目ですが、普通に考えると「何だ、柳の下の3作目か」と思われがちですが、これが結構面白くて、ちょっとばかりハマってしまいましたな。

毎回、スキャナー・パワーが悪の組織に利用されそうになるのですが、今回はスキャナー自身が、そのパワーを使って世界を牛耳ろうとする、ちょっと変わった趣向で、3作目ともなると、そういう工夫が大事だと思い、そういう面ではなかなかいいパターンですな。

しかも、その悪のスキャナーの首領となるのが女性で、最初、スキャナー・パワーを発揮するまでは何の魅力もないタダのキャリア・ガール=女社長だった彼女が、スキャナー・パワーを発揮してからというもの、意外にもセクシーで魅力的に見えたのだから、その構成は上手いですな。それだけでワタシは一偏に好きになってしまいましたな。

1作目同様、クライマックスは姉弟での戦いとなり、それも結構迫力があったもので、しかも、1作目にあった、頭が爆発する特殊メイク・シーンが、何度も出て来て、スプラッター・シーンのサービスも多数あり、意外にもこの映画のクリスチャン・デュゲイ監督は、ハリウッドでも今後活躍するのではないかと思った程でしたな。この時点で、LDを買う予定に入りましたな。

一方の『ドリーム・マシーン』は、『13日の金曜日/完結篇』に出てたコリー・ハイム主演の、笑えないコメディといえばイイのか、そんなつまらない映画でしたな。どんな映画かも忘れてしまって思い出せないという、そんなナマクラな映画だったと思い、まぁ、1本目が面白かったから、それでイイよねぇっていう感じでしたな。

因みに実は、この映画を観終わった後に、ちょっとした“事件”があったんですが、詳しくはワタシの別サイト…映画館事件簿その9 (fc2.com)…を参考に)