LDで『ファンハウス/惨劇の館』を観る。 

 

(LDで観た『ファンハウス/惨劇の館』ですが、多分、観たのは劇場とLD合わせて、今回が3度目くらいですな。いわば、LDを買って以来、2度目の鑑賞となる訳で、今回観る前に、ディーン・R・クーンツが書いたノベライゼーションも読んでましたな。

そのノベライゼーションが素晴らしく出来が良くて、ある意味、映画版よりも面白かったですな。特に、主人公の母親とファンハウスのオーナーとの暗い過去が描かれていて、それがストーリーに深みを与えていて、映画版では描かれていなかったそのエピソードがあるだけで、良かったと言えましたな。まぁ、この映画版も、奇形の怪物と主人公の戦いをストレートに描いていて、『悪魔のいけにえ』的な面白さが出ている感じもあり、そういったフリークスの面もさりげなく描写されているのが良かったですが。

因みにこの映画、早くからドルビー・ステレオを採用していて、このLDもちゃんとステレオ音声になっている所も良い所で、その辺はさすがトビー・フーパーですな。劇場公開では、ドルビーがエンコードされていなかった為、普通にモノラル音声だった事を思うと、さすがにこのLDの方が遥かにマシですな)