天六のアリスで『病院狂時代』の中古ビデオ・ソフトを買う。観るのは近日中…。因みに値段は、ちょっと高目の2500円。

 

 

 そして、近所のトーワブックスでレンタルしたビデオで『デスロック/戦略ガス兵器を追え!』を観る。 

 

(『レッド・スコルピオン』『パニッシャー』『ダーク・エンジェル』に次ぐ、人間核弾頭と異名を取るドルフ・ラングレン主演のアクション・シリーズの第4弾であります。が、何故かこの作品には“人間核弾頭”というフレーズが使われておらず、それがちょっと不思議だったんですが、映画を観て成る程と納得しましたな。何故なら、この作品のみ、アクション主体の映画にはなっておらず、ラングレン扮する主人公が新聞記者という役柄で、ジャンルも単なるサスペンス映画で、ラングレン主演にしてはあまりにもの寂しい映画だからですな。サスペンス映画でも、ストーリーによっては面白くなりそうなものですが、それがそうでもない映画なので、面白く無いのも当然かと思える程でしたな。

残念ながら、ラングレンにはサスペンス映画に主演する程のスケールも格もないという結果であり、アクション一辺倒の彼には悪いですが、この種の映画には合っていなかったという訳ですな)

 

 

 またその後、同じくトーワブックスでレンタルしたビデオで『大誘拐 RAINBOW KIDSを観る。 

 

(岡本喜八監督の新しい映画ですな。出演者も割と豪華なので、結構期待して観たのですが、やはり、和製エンターテインメントの限界というか、面白い映画にはなっていませんでしたな。

大体、誘拐犯のリーダーである風間トオルの喋る関西弁が、あまりにもヘタッピで、最初から映画に溶け込めなかったですな。それなら無理に関西弁で喋らなくてもよかったのに…。

映画は、そういった細かいディテールをもっと大切にすべきで、残念ながら、この映画にはそれが欠けていたと云わざるを得ないですな)