先日、日本橋のスーパーコングで買った中古ビデオ・ソフトで『人蛇大戦/蛇』を観る。
(この映画も前々から欲しかった作品で、ジャパン・ホーム・ビデオという、あまり聞いた事のないメーカー…実はその後、AV等を出していたメーカーだった…なので、ほとんど見掛けない所だけど、実際に店で見た時は、ハッキリ言って驚きましたですな。2980円という高めの値段だったけど、取り敢えず珍しいのでゲットした次第だったですな。
7年前に劇場で観ている映画だったのですが、このビデオも、その劇場版と同等の字幕スーパーが打ち込んであり、多分、劇場版のプリントをそのままテレシネに掛けたものだったかも知れず、嬉しい事には違いないのですが、その字幕スーパーが読みにくい事夥しくって、おまけに、ちゃんとノートリミングのスコープ・サイズのワイド・サイズになっていて、そのせいか…画面も小さくなる関係上…ほとんど何も読めない状態で、云ってみれば字幕の無い海外版の輸入ビデオを観ている感じのよう。まぁ、輸入盤を観ているのは慣れっこなんですが、字幕があるのに読めないのが、何ともイライラする感じで、それが返って腹立たしかったですな。
尤も、映画自体は、王道の動物パニックもので、しかも台湾製なので、ハリウッド映画の同種よりも超過激って感じで、面白い事は面白い出来になっており、観ていて全然飽きませんでしたな。特に、中盤に“蛇使いの師匠”対全長10メートルを超す大蛇との対戦は、この映画のクライマックスとも言うべき見せ場になっており、そこだけ観ても充分満足出来る内容でメチャメチャ面白かったですな。
因みにこの映画、後にDVDでもリリースされましたが、その時はパッケージ上、ビスタのトリミング版だったようで、結局買うのをヤメたのですが、実際どうだったかは分かりませんです。この作品、この先ブルーレイでもリリースされるのでしょうかねぇ。その際は、ちゃんとしたスコープ・サイズでお願いしたいものですな)
