朝、日本橋のディスク・プラザで『ヘルナイト』『密殺集団』『ジャンク・イン・ザ・ダーク』の中古ビデオ・ソフトを買う。
また、梅田の上新電気三番街店で『スキャナーズ2』のLDを買う。
そして昼、先日、日本橋のディスク・プラザで買った中古ビデオ・ソフトで『巨大生物の島』を観る。
(これまた懐かしい映画ですな。ビデオのタイトルは『巨大ネズミの襲撃』となっていますが、劇場公開時は『巨大生物の島』ですな。恐らくこれは、当時テレビで放映されてた未公開映画で、ハリーハウゼンが特撮を担当した『SF巨大生物の島』があり、それと混同を避ける為に、CIC・ビクターがタイトルを変更した為だと思うのですが、なのに今はまた『巨大生物の島』に戻っているので、結局その苦労は無駄になった訳ですな。
日本での公開時は、シネラマの映画館で…テアトル東京やOS劇場…上映されたり、特撮に“マテックス808方式”という未だに謎な方式が採用されたりして、ちょっとだけ話題になっていたもので、当時はそれらも完全に忘れ去られてしまっていたので、今は単なるB級の巨大動物パニック・ホラーという位置付けでしょうな。でもまぁ、バート・I・ゴードン監督にしては、まぁまぁ出来が良い作品で、特撮合成がイマイチな所を除けば面白い作品であるようですな。少なくとも、次回作の『巨大蟻の帝国』よりかは出来がマシだと思いますな)
また、夜、梅田の梅田コマ・ゴールドの最終回で『オーメン4』を観る。
(突如として作られた“オーメン・シリーズ”の最新作ですな。最初、リメイクだと思っていたら、ラストで「実はこれが話が繋がっている4作目なんです」というオチが付いた時には、多少なりとも驚きましたが、その割には描写がおとなしかったようで、それならもうちょっと派手にしてくれたらなぁと思いましたな。
大体、映画の大半が第1作のリメイクのような感じで、見せ場もまるでダイジェストのように羅列だけで終わってるみたいで、最後の10分だけが盛り上がるという、ほとんど手抜きのような作りで、面白くなかった前作よりもさらに面白くなく、この体たらくぶりは特筆に値しますな。
尤も、元々TVムービーとして作られたらしく、それだとつまらないのも頷けるかなぁという感じで、ナンか中途半端ですな。いっその事、シリーズの続編ではなく、普通のリメイクとして作られていた方が、まだ良かったんではないでしょうかねぇ)






