先日、なんばのプランタンで買ったLDで『スポンティニアス コンバッション』を観る。 

 

(劇場で観て気に入った映画ですな。トビー・フーパーの当時の最新作で、社会派映画でありながらも、決してエンターテインメント精神を忘れていない映画でもあり、その大胆な着想がなかなかユニークな映画でもありますな。

これ、人体自然発火という現象と原爆の核とを結び付けたトンでもないアイデアの映画なんですが、それがあたかもそうであるかのように上手く構成されているのは納得出来る上手さでもあり、そこがこの映画の面白さであり、またフーパーの上手い所でもあるんでしょうね。

因みにこのLD、最初に買った分が不良盤で、即交換して貰ったのですが、その際、この映画のタイトルを最初口頭で伝える時に、凄く言い辛くて、とても苦労した事が思い出されますな。その時ばかりは邦題が「恐怖の人体自然発火」とかで良かったのにと思いましたな)