近所のトーワブックスでレンタルしたビデオで『ピンボール・コメディ ピーウィーの大冒険』を観る。
(この作品がティム・バートン監督の第1作ですな。それと同時に、ピーウィー・ハーマンの主演第1作でもありますな。日本では第2作の『ピーウィーの空飛ぶサーカス』が先にビデオ・リリースされていましたが、ティム・バートンの1作目という事もあり、今回やっとリリースされたのでしたね。
やっぱりこの映画は、ピーウィーのキャラクターとバートン監督のファンタジックなムード溢れる演出で成立しているような感じですな。特にバートン監督の映画ファンを楽しませる為の演出には喜んでしまいましたな。オープニングの『シザーハンズ』を思わせるハーマンの自宅のオートメーションの描写など、ピーウィーのキャラとピッタリであり、ピーウィーのイノセントな魅力がバートン監督のセンスとバッチリハマってましたな。
とりわけ後半、まるで『ブレージングサドル』を再現したかのような、ワーナー・スタジオでの大暴れのシーンで、突如現れたゴジラとキングギドラの対決シーンに、ティム・バートンの“ゴジラが好き!”という感覚が伺い知れて、まさに感激でしたね。ピーウィーの特異なキャラと、バートン監督の個性が見事合体した、夢のような傑作だと思いますな)
