先月、梅田の梅田ナカイ楽器で買ったビデオ・ソフトで『大幹部・無頼』を観る。 

 

(『「無頼」より大幹部』に次ぐシリーズの第2作目ですな。この作品、今回が観るのは初めてで、小沢啓一監督のデビュー作でもあるので、期待して観たのですが、シリーズ2作目でキッカリとシリーズのルーティーンが守られて、出来は前作同様面白かったですな。ただ、前作にあったテイストがそのまま受け継がれているので、目新しさという点ではちょっと物足りない感じがしましたな。キャストも前作とほぼ一緒なので、違和感は全く無かったですが。

今回買った前作と同じ新品のビデオ…画像は2作目のみ廉価版ではありませんが…、日活が新たに出したブロックバスターのビデオなんですが、このシリーズ6本ある内の最初の2本だけのリリースみたいで、この先、シリーズを観て行こうとする向きにはちょっと難しいですな。今後のリリースに期待ですな)

 

 

 その後、昨日、日本橋のディスクプラザで買ったLDで『デルタフォース2』を観る。 

 

(劇場で観て大いに気に入った作品ですな。多分、ワタシが思うに、チャック・ノリスの最高傑作ではないかと思う映画ですな。おそらく、最後の傑作だろうと思いますな。大体、これ以降、ノリスの映画に傑作はありませんからね。

前作の軍隊ムードとは一変して、これはチャック・ノリスの“ひとり地獄のヒーローというかひとりデルタフォースか”といった作品で、完全にノリスの独壇場ですな。悪役のビリー・ドラゴというのもイイですな。『アンタッチャブル』同様、あの憎々しい演技がたまりませんな。

この頃のノリスは本当に最高ですな。いつも毎回毎回、素晴らしいカタルシスをもたらしてくれて、全く頭が下がりますな。これ以降、何故かノリスの雄姿がスクリーンで観られないのが残念ではありますが…)