夜、梅田の梅田東映パラス2のオールナイトの1回目で『フラットライナーズ』を観る。

 

(確かこの映画、新聞屋で貰ったタダ券で観ているはずですな。多分、そうでないと観に行ってる筈はないからですな。ようするに、自分には興味のなかった映画で、そうでもしないと観なかった映画ですな。

とか言いながら、最近も中古で安い値段で買ったDVDで観たもので、まぁ、何ていうか、この映画の前半部分はちょっと興味があるので面白いと思ったものですな。ほんの一瞬だけ死後の世界が観られるという実験をやっていた大学生のグループが、一人ひとり、不思議な現象に見舞われるという、一種のオカルト風味のサスペンスで、その現象を探るのが後半の見せ場になる訳で、結局映画は、その後半部分がメインで、前半にあった死後の世界というのは、曖昧にされている感じで、上手く誤魔化されたというのでしたな。

ジュリア・ロバーツやキーファー・サザーランドなど、結構豪華なキャスティングで構成されているんですが、単なる客寄せの為に集められたのかなという感じもあり、大してそのキャスティングが功を奏していないようで、ある意味、期待ハズレ感もありましたな。

監督は“何でも屋”のジョエル・シュマッチャーなんですが、作ってる間に別の事を主題にするようにと、そういう意見が出されたのかなっていう感じで、映画としてはまぁまぁ面白かったけど、ナンか、初めに思っていた事と違う映像を見せられたって感じですな)