天満のビデオプラザ・アルファでレンタルしたビデオで『ハロウィン5/ブギーマン逆襲』を観る。

 

(予告通り5作目も観ましたな。2作目が1作目の完全な続き物だったのと同様、今作も4作目の完全な続きになっていて、シリーズである事を強調している訳ですが、ブギーマンはまたしてもハロウィンの日に登場する訳で、こうなってくると、もうハロウィン云々は関係なく、いつでもブギーマンが登場してもイイ感じで、ハッキリ言って、ハロウィンはタイトルだけって感じがしますな。

概ね大体の普通のホラー映画になってるんですが、前作にはまだ1作目の雰囲気が残っているって感じでしたが、今作は特にラストに近づくに連れ、トンデモ・シーンが連続して、余計駄作感が漂ってますなぁ。例のルーミス博士が生きていたのもサプライズだし、最後に登場する謎の男が登場するに至り、「今までの展開は何だー!」と叫んでしまったぐらいで、ホント人をバカにするのもいい加減にしろと言いたいくらいですな。

一応これがシリーズの完結篇という触れ込みだったですが、これだと全然完結しておらず、シリーズもまだまだ続くという雰囲気でしたな。実際、この後も何本か続編があったり、新たにリメイクというか、リブート作なんかも出来ている程で、ワタシはもうこれを最後に観てませんが…リメイクの1作だけは観ましたが…この後どのような展開になるのか、知りませんです。まぁ、どうせジェイソン化したブギーマンが暴れるだけの凡百のホラーなので、どうでもいいっちゃいいですが、せめてあの謎の男が誰なのか、ちょっと気にはなりますな。単なる思い付きだけでこの作品を作ったドミニク・オセニン=ジラード監督は才能もセンスもない事だけは分かりましたな)