未明、LDで『サブウェイ・パニック』を観る。
(久々にLDで『サブウェイ・パニック』を観ましたな。何度観ても面白い映画ですな。これ、今回観て気が付いたんですけど、最近LDでもよく観ている『ダイ・ハード』と構成がよく似ているっていう事ですな。余計なシーンなど一切入れず、無駄なぜい肉をそぎ落としたかの如き内容で、サスペンスになると一気に盛り上がるという感じで、さらに脚本上で伏線もよく張られていて、最後は上手くまとまっているという辺りの要素がそう感じさせる訳でありまして、違うのは製作にかかる予算ぐらいなものでしょうなぁ。この映画はパニック映画と言いながら、割と低予算でしたからね。それでいて、面白さはピカイチと来ているんだから、これは相当の傑作だと思われますな。まさに、『ダイ・ハード』同様の言う事なしの大傑作でありました)
その後、なんばのプランタン・バーゲン店で『仁義なき戦い/代理戦争』の中古ビデオ・ソフトを買う。
また、心斎橋のりずむぼっくすで『食人族』の中古LDを買う。
その後、今日買ったばかりのLDで『食人族』を観る。
(買ってすぐに観た『食人族』ですが、劇場で観て、そのつまらなさに閉口した映画だったのに、何故かわざわざLDを買ってもう一度観たいだなんて、よく分からない心理ですが、何となく以前に買っていた『人喰族』との関係性を知りたいと思ったからだったのかも知れませんなぁ。
完全にドラマ仕立てだった『人喰族』と違い、劇場公開時はドキュメントとして公開されただけに、そのいかがわしさは断トツで、今から考えると、これのどこがドキュメントなんだというくらいのエセ・ドキュメントぶりなんですが、その根底に流れる人喰い精神に、イタリアン・カニバリズム精神の真髄を見たって感じだったですな。イタリアのカニバリズム精神は、ゾンビものと人喰いものとに流れているんですな。そういう意味ではこの作品は、『人喰族』と並ぶ二大人喰い映画の金字塔ですな)

