天満のビデオプラザ・アルファでレンタルしたビデオで『プランケット城への招待状』を観る。

 

(城に現れた本物の幽霊と一般人との騒動を描いたファンタジー映画で、雰囲気的には『ビートルジュース』と似た感じの映画でしたな。ただ、主演のピーター・オトゥールと、幽霊役のダリル・ハンナとが全く溶け合っておらず、ナンか生温い感じの映画でしたな。コメディとファンタジーとが混然一体となった作品なのですが、映画としての面白さが全く出ておらず、笑いも中途半端で面白くなかったですな。

ダリル・ハンナの旦那役がスティーブ・グッテンバーグで、他にリアム・ニーソンやビヴァリー・ダンジェロとかのちょっとした豪華なスターが出演していましたが、せっかく豪華スターの共演なのに、豪華スターが勿体無い程で、それも残念でしたな。やっぱり、監督のニール・ジョーダンには荷が重かったようで、これは完全に人選ミスといえそうですな。

ただひとつ、グッテンバーグの奥さん役で最後には幽霊の男と結ばれるビヴァリー・ダンジェロが、ワタシとしては意外で良かったですな。『ダーティファイター』の時は、どちらかというとアチャラケた役柄だった彼女、結構イイ女になっていたようで、イイ具合に熟したというか、やっぱりそれなりの年齢になったというべきでしょうか。そこだけが、この映画のイイ点ではありますな)

確かに熟してますな