梅田の梅田ピカデリー2で『ペット・セメタリー』を観る。
(『ペット・セメタリー』はスティーヴン・キングの原作でしたな。家の裏の墓に死体を埋めたら、その死体が生き返ってくるという話で、いわばこれは変型ゾンビものですな。ゾンビ映画によくある生き返った死体を愛せるかという一つのテーマが浮き彫りにされる訳で、そこがこの映画の見どころですな。内容も面白く、全編悲しみを帯びた描写で、よくあるパターンではあるものの、納得させるラストでよかったですな。
因みに、後年作られた続編は面白くなかったですな。この話に無理やり続編を作ってもダメな訳ですな。これもまた作らなきゃ良かった続編になりますな。
もうひとつ因みに、この映画の邦題なんですが、やはり原作通りの“ペット・セマタリー”の方が良かったと思いますな。あのタイトルこそ、子供が書いた文字という事で、この物語にピッタリですからな。『まごころを君に』のタイトルもタイトルの一部が裏返っていて、そこがミソなのに全面的に無視されてますからな。まぁ、邦題として表現するのが難しいとは思うのですが、もうちょっと考えて欲しいものですな)
その後夜、梅田の北野劇場で『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』を再び観る。というか、ほぼ前半の数分間だけ観る。
(何故、一度観に行った映画をもう一度行く事になったかというと、実は同居人がどうしても観たいと言ったからで、それで観に行った訳なんですな。只一つ困った事があって、それは即ち、丁度その時、同居人には2歳になる娘があり、その子をどうしようかと悩んだ末に、結局、一緒に連れて行く事になったんですな。急に行く事になった為、満員のオールナイトの一回目に観たのでしたが、席には何とか座れたものの、座った席が一番前という、普段なら絶対に座らないような席でして、まぁ、北野劇場の大スクリーンの前だから、迫力はあるにはあるんですが、一番前だけにどうも観にくいし観辛いという結果で、おまけに映画が始まってすぐに2歳の子供は泣き出すしと、踏んだり蹴ったりの結果。結局、ワタシが子供を連れて劇場の廊下に出て、映画が終了するまで、子供と遊んでいたという事で、やっぱり赤ちゃんや幼い子供を映画に連れて行ってはダメという事ですな。反省…)


