日本橋の二宮無線本店で「デイヴ・グルーシン/シネマジック」のCDを買う。またその後、ワルツ堂日本橋第一店でハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」のCDを買う。
(昭和から平成になって2日目、いつもと変わらず日本橋へ行きましたな。まだ街もどことなく戸惑っているようで、いつもと変わらない情景でしたが、行き来する人は確かに少なかったような感じでしたな。
そんな日本橋で買ったのが、まず二宮無線で買った「デイヴ・グルーシン/シネマジック」というCDですな。デイヴ・グルーシンが指揮した色んな映画の音楽を集めたもので、決して本物のサントラではないんですが、演奏が確かなので、聴いていても全然違和感なく楽しめましたな。当時はサントラがリリースされていなかったり、既に廃盤になったものがあったので、『天国から来たチャンピオン』や『恋におちて』『コンドル』『愛すれど心さびしく』等の曲が収録されているのは嬉しかったものですな。
一方のワルツ堂で買ったCDはハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」というアルバム。直接映画とは関係ないですが、ハンコックはブロンソンの『狼よさらば』の音楽を担当していて、実にクールで都会的のジャジーなスコアを披露していてなかなか良く、当時から注目していましたな。この「ヘッド・ハンターズ」は何年か前、寝る時にFMラジオを聴いていたら流れた曲…4曲収録中のどの曲だったか不明…で、聴いていたら随分アクション的なリズミカルなサウンドで心地良く、ずっと聴いていると寝られなくなる程興奮したという印象があり、それでタイトルだけは覚えていたという事だったんですな。確かにどの曲も心地良いサウンドばかりで、数年ぶりに聴いてもとてもゴキゲンでしたな。さすがハンコックですな。これ以降、『狼よさらば』の続編『ロサンゼルス』の音楽を担当したジミー・ペイジにも俄然注目しましたな)

