
京都の輸入ビデオ・ショップ・ビデオパルで
『ハロウィン』の輸入LDを買う。何と! ランニング・タイム(LD=90分24秒)がテープ版より短いではないか! 最初はテープ版の方の計測ミスかなと思っていたのだが、細かく比較チェックした結果、やはりテープ版の方が、ファースト・シークエンスの後に、事件の5カ月後の精神病院でのシーンが5分54秒ほどあり(因みにテープ版のタイムは96分31秒)このディスク版にはないという事。それの違いである。でも、どの資料を見てもこの映画のランニング・タイムは90分(テープ版のメディアのカタログも90分となっていた)であり、確か日本公開版もそのシーンはなかった筈だ。にも拘らず、テープ版にあるという事は一体どういう事なのか、もしかすると、アメリカに於けるテレビ放映、及びビデオ・ソフト化に際して、ジョン・カーペンター監督が新たに付け足したものなのかも知れない。多分、ブギーマン=マイケル・マイヤーズの不気味さを、強く醸し出す為なのではないだろうか。でももしそうだとすると、何故同じメーカーから出ているこのディスク版に入っていないのだろうか。カーペンター自身、やはり不要だと感じたのか、それともただのメーカーのミスなのか。でもトリミングの仕方も違う(テープ版は普通のトリミングだが、ディスク版はシネスコの縦横比を少し縦に圧縮して広く見せようとしているトリミングである)所をみると、ディスク化の際、新たにマスターを起こしたようで、そうなると…。まぁどうか分からないが、何となく解せない感じで、気分も良くないのは確かだ。果たして、日本でビデオが出た場合、どっちのバージョンになるのやら。
(何故か、季節外れの『ハロウィン』の輸入LDを買ってましたな。上記で色々推測が書かれてますが、真相は、このLDバージョンがオリジナル版ですな。ビデオ・テープ版は、テレビで放映する際に残虐シーンをカットした為、時間を埋め合わせする為に未公開シーンをプラスして編集した、ようするにテレビ用の再編集バージョンという事ですな。なので、テープ版ではカットされた残虐シーンが入ってるこのLD版がオリジナル版という事で、悩む必要なんか無かった訳ですな。結果オーライという事なんですが、当時はネットなんて便利なものがなかったので、色々推測していらぬ心配をしていたという事で、今から思うと笑えますな。でも当時は本当にドキドキしたものです。輸入LDといったって、まだまだ高かったもの…これも12800円した…で、一瞬、買って損したかも…と思ったりしましたな。
映画は勿論最高です。単純な話にブギーマンも不気味で、音楽も効果的でしたな。これで終わっていれば伝説の映画になったのに、続編の『ブギーマン』(今で云う『ハロウィン供戞砲余計でしたな。あれを作った為に、つまらないシリーズ化までしてしまい、この1作目も単なるホラー映画になってしまいましたな。カーペンターもあの頃は、金が欲しかったんでしょうかねぇ)