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 梅田の三番街シネマ1で『ナチュラル』を観る。

(ロバート・レッドフォード主演の野球映画。ハリウッドが作る野球映画には傑作が多いが…野球に限らずスポーツ全般に云えるが…、これもその例に漏れず傑作である。主人公は元々野球の才能があったが、ある者の策略の為、ピストルの凶弾に倒れ挫折。その後中年になってカムバックして活躍するという話がファンタジックに語られるのだが、これはそのままおとぎ話でもあるよう。主演がレッドフォードであるだけに、夢が現実になるという展開は、まさに痛快だ。
 で、このような映画を観る度に思う事がある。今、世界陸上だとか世界水泳だとかサッカーやバレーボール、或いは高校野球などが世間を騒がせているが、本当のナンバー1は、きっと他にいるだろうという事。ああいう大会に出られるのは限られた…色んな面でチャンスがあった…人だけで、本当はそれ以外の中に、100メートルを5~6秒走れる能力を持った人間がいるだろうという事。実際ワタシ自身もそういう人を知っているのだが、彼らは決して、表舞台に出て来ないのである)