

夜、日曜洋画劇場(21:01~23:44)で『2001年宇宙の旅』を観る。勿論ビデオに録った。テレビ放映用再編集ノーカット版らしいのだが、イイね。劇場で観て以来2度目なのでよく分かった。
(未明に観た『東カリブ魔の海域』は拾い物でしたな。放映タイトルからしてゾクゾクさせるような魅力に溢れていて、週末の深夜に観るにはピッタリの映画って感じで、実際に観たら、SFというよりもホラーよりの映画で、しかもゾンビ風味も感じられて、凄く面白かったですな。『他人の眼』でワタシを唸らせたケン・ウェイダーホーン監督のデビュー作というのもポイントが高く、確かにあの映画の中で、主人公がテレビを観るシーンで、この映画が放映されているシーンがありましたな。
まるでゾンビのような何体もの死人がユラユラと歩くシーンだったんですが、その時はロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』かなと思っていたんですが、実はこの映画だったんですね。その後のシーンだったかで、『ゾンビ』が上映されている映画館がチラっと映ったりしていたから、でっきりテレビ放映もロメロ作品かと思ってしまった訳ですが、自作を自分の映画に出すぐらい、自信溢れる監督さんだったんでしょうな。
後にビデオ・リリースされた際は、『ゲシュタポ卍(ナチ)死霊軍団/カリブゾンビ』というあまりにストレートな邦題になってましたが、ま、その通りの内容なので文句は言えませんでしたな。ゴーグルを付けて海中から現れるゾンビってのも珍しいですが、“海中ゾンビ”という点では、フルチの『サンゲリア』を先取りしていましたな。ハマー・ホラーの御大ピーター・カッシングが出ているのも、映画にハクを付けていましたしね。
因みにケン・ウェイダーホーン監督は、後に『バタリアン2』を撮りますが、前作に比べて巷では思いっきり酷評されていますが、ワタシはむしろ1作目よりコッチの方が好きなんですけど。確かに二番煎じではありましたが、そんなに悪い映画ではなかったように思うのですがねぇ。ワタシが変わっているんでしょうかねぇ。
夜に観た『2001年宇宙の旅』は、スタンリー・キューブリック監督のSF映画の金字塔。勿論テレビ初登場で、この秋の日曜洋画劇場の超目玉作品でしたな。何でも、この日の放映を心待ちにしていた人が多く、この作品を録画したい為にビデオ・デッキを買ったユーザーってのがかなりいらっしゃったとか。って事は、ビデオ・デッキ普及に大いに貢献したという意味では、この映画は『洗濯屋ケンちゃん』と並ぶぐらいの貢献度という事になる訳ですな。
このテレビ放映に際して、キューブリック監督自身がテレビ放映用に再編集&トリミングしたという“特別編集版”だったようですが、オリジナルのランタイムに比べるとかなり短くなってるようですけどね。珍しく45分延長でしたが、それでも正味は2時間15分ぐらいですかな。ま、70mmの原版は前奏や間奏や終曲があるので、それらを除けばそこそこ近くなるのかも知れませんが。でも当時、この映画の輸入版ビデオテープが3万とか4万もしていた時代でもあったので、テレビ録画でタダ…テープ代は別…で手に入るんだから、それでも満足って感じだったんでしょうな。ワタシも録画しましたが、後に再生して観直すって事は一度もなかったですな。やはりこの映画、シネラマ、若しくは70mmの大型画面で観てこそ価値がありますからな)