


2本目は『絶倫夫人 歓喜』。オープニングからして何かケッタイな雰囲気。そしてやはり暗い暗いドラマ。『エマニエル夫人』かナンかをマネしたような重苦しいドラマが辛い。ポスターに騙されて、見せ場も無い失敗作だ。ただ、主演の夫人を演じる東祐里子が、段々と色っぽくなっていくのだけが見もの。[ガラガラ]
3本目は『指がいい』。まぁまぁだが、出演者が悪い。それに見せ場もカタルシスをもたらせてくれてなくて中途半端。突然登場する松田愛ちゃんにビックリ。でも、出番が少しだけだったのでガックリ。[ガラガラ]
(このところずっと洋ピンばかり観ていたので、久々の邦ピンでしたが、今回の3本はどれも印象に残るような作品は無かったですな。因みに、それぞれのデータを記しておくと、『濡れ濡れ姉妹』は東映セントラルフィルムの製作で、監督は宗豊という人。お馴染みの久保新二主演で、上記の他に沢木ミミちゃんも出てました。『絶倫夫人 歓喜』は、大蔵映画製作で監督はベテランの渡辺譲。『指がいい』は、東活映画製作で、監督も出演者も不明。っていうか、ノートに記されていないだけで、まぁ調べれば分かるんでしょうけどねぇ…。
ここで気になったのは、上記でも述べている『濡れ濡れ姉妹』に出てた中川夕子の事。『女医の欲情』の女医さんは、確か谷口曜子という女優だった筈で、それなのにここでは中川夕子と言っている。顔が似た別人かと思いきや、おそらく、同じ人が別の名前で出ていた…クレジットされていた…って事なのではないかと思われますな。特にこの手のジャンルの映画は、よっぽどの有名人でない限り、同じ人が別の映画で名前だけ替えて出るって事はありそうですからな。最近のAVなんかもそうですな。デビュー時と違う名前で再デビューなんて事もありますからな。
同じ人が映画によって違う名前で出るってのは、ハリウッド映画にもあって、例えばアレン・ガーフィールド。70年代に脇役で活躍した男優で、『破壊!』とか『カンバセーション/盗聴』とか『走れ走れ!救急車』とか『ブリンクス』なんかに出てましたが、この人、途中から…何の映画だったか忘れたけど…、アレン・ゴーウィッツというちょっと違った名前でクレジットされていて、最初、顔が良く似た別人かなと思ったりもしたけど…パンフにも何にも書かれていなかったので…、その後違う映画で、また元の名前に戻ってクレジットされていて、その時にやっと、名前を使い分けている事が判明した次第。ずっと悩んでいたのがバカみたいでしたが、でも何の理由で名前を使い分けていたのかは不明で、ちょっと理由を知りたいものですな。
日本の俳優さんでも、名前の一部を変えたりする場合…黒沢年男→黒沢年雄、夏八木勲→夏木勲→夏八木勲、曽根晴美→曽根将之→曽根晴美、等…がありますが、日本人はだいたい顔で分かりますからな。それにクレジットの際、ご丁寧に“○○改め△△”と記載されたりするので、それで分かりますな。それに比べると外国の俳優さんの場合は、なかなか顔だけでは判別しにくいので、こういう事をされると悩みますな。それに、実際は違う人なのに、どことなく顔が似ている俳優さんもいるので、それでまた悩んだりする事もありますからな。ワタシの知人で、未だにジョージ・C・スコットとロイ・シェイダーとレニー・ベイカー…『グリニッジ・ビレッジの青春』に出てた人…の区別がつかないで一晩も眠れない人もいるぐらいですからな)